著述一覧(未発表)

医学革命の書

浄霊の原理

今日世界広しと雖も、真に病を治す方法としては、我浄霊を措いて他には絶対ない事は断言するのである。そこで此原理を説くに当って、前以て知らねばならない事は、一体人体なるものの構成である。之に対し科学は唯物的にしか判ってゐないから、それを基本とし...
医学革命の書

浄霊治病

病気は体的症状であり、その本原は霊にある以上、霊を治さなければ病気は治らないのは、前項までに大体説いたが、之に就いて尚詳しくかいてみよう。それは先づ、霊と体との根本であるが、人間なるものは既に述べた如く、霊体は結合一致していると共に、万物の...
医学革命の書

Xの説明

前項によって治病上最も重要なのは、今日迄地球上になかったXなるものであるが、では何故私を通じて発揮される事になったかという理由をかいてみるが、前項にかいた如く神は人類不幸の原因である病なるものを絶滅するに就ての必要な条件としては、病理の開明...
医学革命の書

科学で病気は治らない

科学の進歩は、科学発見以前の世界と較べたなら、比較にならない程素晴しいのは今更言う迄もないが、さりとて向後百年、千年後を想ふ時、それは想像も出来ない程の超驚異的文明世界である事も勿論である。そこでよく考えてみると、今日迄の科学の進歩は、端的...
医学革命の書

浄霊とは何か

今迄病気の原因と、その又原因である薬毒に就て詳説して来たから、今度は治す方法と其原理を詳しくかく事にしやう。勿論之こそ我浄霊法であって、その素晴しい治病効果は言い尽した位だが、病原とは霊の曇りにあるので、曇りさへ払拭すれば病気は治るのは当然...
医学革命の書

手術に就て

近来医学に於ては、手術の進歩を大いに誇称してゐるが、実は之程間違った話はない。寧ろ其反対で手術の進歩とは、医術の不進歩を表白する事は私は常に唱へている。従って真の医術とは、患部の機能は其儘にしてをいて、只病気だけを除って了ふ事で、之が真の医...
医学革命の書

現代文化とは

之迄説いた事によって略々分ったであらうが、要するに医学誤謬の根本は、自然を無視した処にある。といふのは病気といふものは、曩にかいた如く体内機能の邪魔物である毒素を、病気といふ形によって排除する自然作用であって、そのやうに神が造られたものであ...
医学革命の書

毒素とは何か

病気の原因は体内に溜った薬毒の固結が、溶解排除される苦痛である事と、医学は其苦痛を逆解し、溶けやうとする毒素を固める事であるが、それには毒を体内に入れて弱らす事である。といふのは毒素排除即ち浄化作用なるものは、人間が健康であればある程旺盛な...
医学革命の書

固め方法と溶かす方法

以上の如く現在迄の療法という療法は、悉く固め手段であるから、医学の進歩とは固め方法の進歩でしかない事がよく分ったであらう。そうして薬剤以外の方法としては彼の電気、レントゲン、種々の光線療法等、何れも固め方法であり、氷冷、湿布、塗布薬等も同様...
医学革命の書

病気を治す方法

以上によって病気なるものの実体は大体分ったであらうが、ではそれを治すにはどうすればいいかといふ事である。前項の如く放置してをけば治るのは間違ひないが、それでは非常に時日がかかる。というのは毒素が少量であれば速かに治るが、そういふ人は極く稀で...