明主様

御垂示録

御 垂 示 録 (第三号)

十月一日「浄霊の事に就きましてお伺い申し上げます。前には、御開示戴きまして一人対一人と言うのが原則で御座いましたが――」あの時はね。「浄化が非常に激しいのを戴きました時分に、何人もでやつて居りますのは――」時が進むので――年中一つではない。...
御垂示録

御 垂 示 録 (第二号)

九月一日話の前に言いたい事は、「地上天国」や「栄光」に載せる寄書ですね。あれを少し変えて貰いたい。年中同じで、論文ばかりです。面白いかどうかは自分で考えて見ても分る。分り切つた事や真面目な事は、偶に少しは良いが、読む気にならないでしよう。ど...
御垂示録

御 垂 示 録 (第一号)

八月一日之が宗達(神の間のお掛軸)狩野派以前の足利時代のです。「宗達のこう言う図柄は珍らしいんで御座居ましようか」いや、もつと小さいんです。博物館のなんかも、もつと小さいんです。「之は鷺の実物大と同じですか」そうですね。――もう少し小さくて...
御垂示録

御 垂 示 録 (第二十号)

五月一日今日は何も話を用意して来なかったので、すぐに質問してよいです。それによって話も出てくるでしょう。「今度の結核の御本を一般人、医学関係者に読んでもらい、忌憚のない批評を聞いておりますが、こういう質問がございました。あの御本や又他の御神...
御垂示録

御垂示録

本冊子は、特別御面会に於ける、明主様の御教を集録せるものであります。明主様の既成の迷信の打破、或は来るべき新しき世界に対する神言の数々、必ずや心底に響くものありと信ずるものであります。敢て各位の心携を望む次第であります。尚本冊子は、特別御面...
法難手記

結論

抑々、今度の事件に対し、冷静に検討して観る時、少なくとも公平に行はれた取調べとは思えない。それに就ての、二三の疑問符を抛げてみよう。先づ第一容疑の性格に対し、取調べの峻厳な事と、其日数が多過ぎる事である。私の経験によるも、以前特高時代の時と...
法難手記

ナンセンス

長々と固苦しい事ばかりかいたから、茲で一つ二つ新聞記者諸君や、其他に関するナンセンスをかいてみよう。私が最初連行された時の事である。庵原警察署へ着く少し手前へ来ると、同乗のK部長は『表門は新聞屋が、待ってゐるといけないから、裏門から入らう』...
法難手記

刑務所

私は、今回の事件の為、五日間静岡刑務所(正確にいふと拘置所である)に収容され、獄舎生活をしたが、其時痛切に感じた一事があるから、それをかいてみよう。此刑務所は最近出来たばかりの建物だそうで、設備其他一切がよく完備しており、文化的の香りも高く...
法難手記

人権蹂躪

自由民主々義とは、人権を尊重する事から始まるといふのは、今更言ふ必要のない程、明らかな話ではあるが、実際上それが仲々行はれてゐない事を、今度の事件によって、熟々思はれたのである。意外なのは役人が人民に対し、平気で行ふ人権蹂躪的態度である。何...
法難手記

当局に望む

以上は、詳細に述べた如く、慈悲も涙もない冷酷極まる取調べを受けた吾等として、熟々思はれる事は、どうしても、取調べの任にある人達には、宗教心の必要なる事である。言う迄もなく、被告を悔悟させるには、遮二無二責めるばかりでは効果はない。どうしても...