御論文体系化計画

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姙娠腎

其他よくあるものに姙娠腎がある。勿論症状は浮腫であるが、之は医学でもいふ通り、腎臓障害即ち腎臓萎縮である。此原因も曩にかいた如く、平常から腎臓背部に毒結があり其圧迫がある処へ、姙娠の為前方からも圧迫されるので、腎臓は言はば挾み打ちとなって萎...
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肛門周囲炎

肛門周囲炎は肛門の周囲が絶えず湿疹的に痒み、又は痛むのである。原因は三毒が肛門部に集溜し粘膜を濾化浸潤するのである。自然療法で治癒するが、時日は非常に長くかかるのである。〔浄霊箇所〕肛門患部、鼠径部、背面腎臓部(医学試稿 昭和十四年)
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腸結核

腸結核であるが、此症状は臍を中心に腹部全体に渉って、無数の固結が出来る。勿論押すと痛いからよく判ると共に、必ず多少の熱がある。此固結が熱で溶解され、下痢となって毎日のやうに出るが勿論此固結は薬毒の固まったものであるから服薬を廃めなければ治ら...
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幽門狭窄症

消化不振又は嘔吐感に就いて注意したい事がある。それは彼の幽門狭窄症であって幽門なる器能は胃で消化された食物が腸へ下降する通路になってをり、此周囲に薬毒の固結が出来ると、圧縮されて狭くなり、通り難いから逆流する事になるので、之も服薬を廃めれば...
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肺炎カタルと肺門淋巴腺

首肩の凝りが溶けて肺の上部から浸入する、それを曰ったもので、之も自然なら簡単に治るのである。先づ、肺結核の初期から述べてみる。之は感冒の時に述べた如く、感冒の浄化作用、何回もの停止によって溜結せる毒素が青年期の活力旺盛時代に入り、防止不可能...
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肺浸潤

肺浸潤に付て説明をする。肺浸潤は肺の外部にあった薬毒の固りが溶けて、肺に浸入し痰になって出やうとする病気である。此病気は肋骨及び肋間に溜結したる毒素の浄化作用である。之は軽微な肋膜炎又は肋骨附近に溜結せる毒素が浄化溶解し肺臓内に浸潤吐痰とな...
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肺臓癌

肺臓癌は、最も恐るべき症状であって、然し極稀ではある。此病気の多くは、肺臓そのものに癌が発生したのではなく、他部に発生した癌が漸次移行して、肺臓を犯すといふのが普通である。肺臓癌は肉食多量が原因で、肉中に含む一種の毒素によって血液が濁り、そ...
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喀血及び血痰

喀血及び血痰は濁血が出るので、結構な浄化作用であるから、医学でも喀血性は治りがいいとされてゐる。斯うみてくると結核は治るに決ったものであって、治らないのは医療が治さないやうにするのである。
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肺壊疽

肺壊疽とは肺臓と肺膜の中間に腫物が出来るので、放置しておけば腫れるだけ腫れて自然に穴が穿き、多量の血膿が痰となって出て全治するのである。之は肺の近接部又は、肺の内部から外部へかけての腫物が出来るので、症状は発熱、膿の如き喀痰又は血痰、痛苦、...
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粟粒結核

粟粒結核は肺胞にブツブツが出来るのだが之も皮膚の湿疹と同じやうなもので、一種の浄化であるから自然にしておけば、ブツブツから排膿されて全治する。粟粒結核は肺胞に粟の如く微細な毒血が生ずるのである。此原因は凡ゆる喀痰は、肺臓を通過して気管から排...