脳膜炎

次は脳膜炎であるが、此症状は発病するや前頭部に火のやうな高熱が出ると共に、割れるやうな激痛で、眩しいのと眩暈で、患者は目を開けられないので、之だけで脳膜炎とすぐ判るのである。此原因は毒の多い子供が、物心がつくに従って、頭脳を使ふから、頭脳に毒素が集注する。それが前頭部であって、学校へ行くやうになると猶更そうなるから、事実、其頃起り易いのである。

処が茲に見逃し得ない問題がある。といふのは熱を下げやうとして極力氷冷するから、折角溶けかかった毒素を固めて了ふので、頭の機能の活動は阻止され、治っても白痴や片輪になるので、特に恐れられるのである。処が浄霊によれば毒素が溶けて、目や鼻から血膿になって沢山出て了ふから、頭の中の掃除が出来、反って頭脳はよくなり、例外なく子供の学校成績も優良となるのである。従ってそこに気が付きせめて氷冷だけでも廃めたら、如何に助かるであらうかといつも思ふのである。

〔浄霊箇所〕
前頭部

小児病(文明の創造 昭和二十七年)