著述編

救世

地上天国の一考察

吾等の言う地上天国なるものを最も判り易くいえば美の世界である。即ち人間にあっては心の美即ち精神美である。勿論、言葉も行動も美であらねばならない。之が個人美であり、個人美が押拡がって社会美が生れる。即ち人と人との交際も美となり、家屋も美はしく...
救世

おかげばなし批判 自信なき浄霊

それで危ふき一命救う(本文省略)此実例に就ては二つの重大な意味がある。一は突発的危険状態の患者を浄霊の経験もなく自信さえない信者が恐るおそる浄霊するや忽ち快癒したという事と、今一つは注射というものの逆効果である。此事実だけみても現代医学と本...
救世

おかげばなし批判 浄化を知れ

医学で手のつかぬ全身麻痺は救はれる(本文省略)右の実例は、現代医学の無効果を暴露しているというより外に言いようはない。この患者は最初腰から足へかけて軽い浄化が発ったので、そのままにしておけば数日で治るべき処を注射を受けたので、注射の中毒で麻...
救世

おかげばなし批判 六○六号の注射

中毒で頭脳を犯される(本文省略)この実例は医学に対し一の問題を提供したといってもよい。それは最初眼病になった際、それをみた医師は、黴毒が原因と思い、六○六号を注射した事は想像され得る。処がその診立は見当違いであったばかりでなく六○六号注射の...
救世

おかげばなし批判 切断された指が元通りに治癒す

繃帯したままがよい(本文省略)右の批判この報告を読む限りの人は、到底信じられない程の、奇蹟と思ふであらうから、説明をしてみるが、これは機械に巻込まれ指半分程切断されたに違ひないが、そのまゝ繃帯したのがよかったのである。それで元通りの指となっ...
救世

全部療病者たれ

以前私は或るお医者さんの講演を聴いた事があるが、その講演の内容が奇抜なので、今も覚えてゐるから書いてみよう。そのお医者さん曰く“人類から病を除くには、人間一人々々がお医者さんになる事で、それが出来たら理想的で、これ以上の方法はない。然し乍ら...
救世

智能犯インフレ

近頃の新聞を賑はしている社会記事の大半は知能犯に関する事件である。何々公団不正容疑、何々円横領容疑、何々課長の逮捕等々後から後から問題が発生する。斯んな事は今迄に例をみない処であろう。勿論どれもこれも知能犯で、而も官憲の上層部は固より、銀行...
救世

火災の霊的考察

火事はどうして起るかということは、あまりに判り切った話である。新聞などにも出ている通り、原因はマッチ一本とか煙草、炬燵、電気アンカ等々の原因でその殆んどは、人間の不注意からとされている。これは勿論間違いない話であるが吾々宗教人としての立場と...
救世

家庭菜園と無肥料栽培

無肥栽培である本農法が、家庭菜園に対しても如何に大なる福音であるかを、概略かいてみるが、家庭菜園は勿論米麦の如き、穀類は一切作らず、殆んど野菜ばかりであるといってもいい。従而、肥料としては人糞を主とし、塵芥、魚屑、木灰、馬糞、鶏糞等種々雑多...
救世

農業の大革命 飯米十割増産は易々たり

愈々、わが国民主食の自給自足時代の来った事を弘く天下に公表せんとするのである。全く驚異的農耕法は遂に完成したのである。茲にその真相を伝えるべく、本紙特集号を刊行する事となったので、国家の為洵に慶賀に堪えない次第である。昔は兎に角文化日本とな...