著述編

栄光

大千世界と三千世界

本教祝詞の中に、大千三千世界という文字があるが、之が仏教では三千大千世界というように、反対であるのはどういふ訳かと、不思議がる人がよくあるから、茲に解説してみよう。先づ、此両者の意味を、文字によって解いてみるが、大千世界の大の字は、宇宙全体...
栄光

今年の予想

新春に当って、恒例により今年一年の予想をかいてみるが、それに就て言いたい事は、昨年の新年号に一九五○年は大変な年で、尋常では済まされない。何か今迄にない大きな異変があるに違いないといった。それは世界の大転換期に当るからであるといった事は読者...
栄光

年頭の辞

愈々、西暦一九五一年となった今日、恒例の新年御目出度いと言いたいが、どうもその気にはなれない。というのは本年程いつもと異った年はないからである。御承知の如く、昨年朝鮮動乱を契機として、第三次世界大戦が持ち上りそうな気配が見えたので、共産国家...
栄光

一種の人権蹂躪

今、人権蹂躪擁護週間だから、かいてみるのであるが、一般に人権蹂躪と言えば、個人的のもののみのように思われるが、私の言わんとするのはそれとは違った団体権蹂躪である。例えば去る十二月二日、夜のラジオ放送の地方便りの中、静岡県からの放送に、次の如...
栄光

浄霊法変る

今回、御神示により、浄霊法が変る事になったから、今日以後其通りにされたいのである。之は霊界が最近非常に変って来た為で、それに基いた事は勿論である。今迄の浄霊法は、どちらかと言えば、霊と体との両方が加味されていた。というのは掌から霊を出す場合...
栄光

藁に就て

今度、多くの自然農法の報告を見るとどうも藁に頼りすぎる傾きがある。本当をいふと、別段藁をやらなくても、増収に変りはないのである。只寒冷地などで土が冷へる場合、温める為に藁を使ふのである。そして藁は出来るだけ細かく切る方がよい。長いと根伸びを...
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一つの神秘

先頃、私が入獄中、種々の神秘な事があったが、時期の関係上全部知らせる訳にはゆかないから追々知らせるとして、今は只一つだけの事をかいてみよう。忘れもしない、今度の事件で留置されたのは、昭和廿五年五月廿九日であったが、間もなく留置所にいるのは十...
栄光

神霊の実在 科学で立證さる

最近、御守から発する光が、レントゲンより強力である事が、科学的に證明されたので、其報告が下記の如く一信者から送って来たから、簡単に茲に説明してみよう。之は私が常に曰う如く、私のかいた文字から光が出ると共に、文字の意味通りの活動が発るという事...
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この事実

最近兵庫県養父郡八鹿村の一信者から送って来た自然栽培にて穫れたビルマ米を見た処、一茎の粒は、少ないので二百六七十粒、多いのは三百八十一粒が最高で、平均三百二十粒位であった。処で内地米は、上等で百五六十粒だから、約二倍余に当る。そうして内地米...
栄光

生野菜

最近の或日、ラヂオの放送に曰く、皆さん今寄生虫に日本人中八○パーセント迄冒されてゐるそうですから、生野菜は、充分熱湯に浸して召上るやうにして下さい。との事であった。茲で一寸考えてみるがいい。サラダ菜のやうな青々とした新鮮なものを食うから美味...