著述一覧(未発表)

医学革命の書

現代医学論

此著を編纂するに当って、私は非常な決心をした。といふのは医学なるものの実体を、ありのまま発表するとしたら、何人も驚嘆せずには居れないからである。之程進歩したと思ひ、世界万民が謳歌し、信頼してゐる現代医学に対し、私は真向から鉄槌を下すのである...
医学革命の書

序論

人類は今日まで実に恐るべき過誤を犯して来た。恐らく之程大きな誤算はあるまい。それは何かといふと医学である。何しろ人間にとっての最も貴重なる生命を、保持するものとしての重要な存在であるからである。然るに之が前記の如しとすれば、之以上の大問題は...
医学革命の書

序文

凡そ人間としての最大欲求は、何といっても健康と長寿であらう。他の凡ゆる条件が具備しても之が得られないとしたら、何等意味をなさないのは今更言う迄もない。従って人間生の執着程強いものはなく、此執着から離れられないのが人間の特性である。といっても...
医学革命の書

医学革命の書

・序文・序論・現代医学論・病気を治す方法・固め方法と溶かす方法・毒素とは何か・現代文化とは・手術に就て・浄霊とは何か・科学で病気は治らない・Xの説明・浄霊治病・浄霊の原理・結核の病原・胃病と心臓病・主なる病気(一) 脳疾患・主なる病気(二)...
二十一世紀

政治

政治を書くに当って重要なる事は、政党の在り方であらう。勿論百年前の世界に行はれてゐた民主主義が基準となって漸次進歩の結果、階級を採り入れる事になったのである。即ち階級的民主主義とでもいえよう。それは如何なる社会かといふと、人民の階級は三段階...
二十一世紀

悪なき社会

これからかく処の社会の構成、政治、経済等に就て、前以て知らねばならない重要な事がある。それは何であるかといふと、廿世紀中期迄の世界は、善悪両方面を比較する時、悪の量が善よりも常に多かったのであったが、今日はそれが恰度逆になって、善が多く悪の...
二十一世紀

二十一世紀

私は今朝六時に眼がさめた。それは枕の中から微かな音楽が聞えるかと思ふと、段々大きくなって寝る事が出来ないので起きたのだ。「ナーンだ、枕の中に眼ざまし時計が仕込んであった」のだった。それから顔を洗ひ、和洋折衷の朝飯を食った。味噌汁のスープ、米...
二十一世紀

序文

私の常に唱える地上天国とは如何なる世界であらうかといふ事は、よく聞かれるのであるが、之に就て私は一九二六年神示によって知り得た一世紀後の世界の状態であるが、今迄幾度書かうと思ったが、どうも時期尚早のような気がして今日に至ったのである。処が最...
二十一世紀

二十一世紀

・序文・二十一世紀・悪なき社会・政治
年代不詳

医学の発見に就て

最近中村医博が死人の眼球を利用し角膜移植によって、盲眼を治癒し成功したという報告があり、それをよく聞かれるから茲に解答するのである。白内障等にて水晶体が曇った場合、恰度艶消硝子のようなものであるから、透明硝子を入れ替えれば一時見えるのが当然...