光新聞

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日本人と宗教心

トルーマン米大統領は昭和廿四年十月三十日夜「米国人の宗教生活」と題する特別ラジオ番組で左の如く放送した。米国は建国以来非常に宗教的観念の厚い国家である。米国の建国者たちが求めたものは各人が自由な方法で神を崇拝することであり、これこそ彼らが欧...
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労働問題実験記

私は現在、箱根及び熱海の景勝地に地上天国の模型を造りつつあるが、それに従事している労務者は凡そ百数十人である。そのうち大体半数が信者で、半数が未信者である。信者は勿論勤労奉仕であるから無賃金で、能率は非常に高く、実に涙ぐましい程真剣な活動を...
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無肥料栽培の勝利 悩みの食糧問題一挙に解決せん

私は十数年以前から無肥料栽培を唱えて来たが、最初の中は誰もまともに受け入れる者はなかった。然し私が唱え出したのは、ただ徒らに奇を好んだり理想論に走ったりするのではない、実験の結果からである。勿論私は農業に経験のない素人ではあるが神の啓示のま...
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科学迷信

一般世人は迷信といえば科学と関係がないように思い別個の存在としているが之は大きな誤りである。科学にも相当迷信があり、科学迷信によって少なからず被害を蒙るものがあるばかりか、中には生命を失うものさえある。というと眉をひそめる人もあらうが、事実...
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霊的に観たる湯川博士の功績

今回理論科学によってノーベル賞の受賞者となり、最初の唯一人の日本人としての湯川博士の功績に対し、吾等は全世界に向って非常に肩身が広くなった事を感ずるのである。彼の太平洋戦争で失墜した日本人の信用を幾分でも取返された事は実に喜びに堪えないので...
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医学談片集 人形医学

現代医学は、有体にいへば人間医学ではない、人形医学である。一個体の人間としてではなく、手や足、首、胴体がバラバラになっているという解釈でしかない。という事は、人間四肢五体の関連性を認めていない。何によりの證拠は、脳神経科、眼科、耳鼻咽喉科、...
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医学談片集 病は内から外へ

医学に於ては、病原は外部から侵入するとされてゐる。吾々の方は内部から外部へ、排泄さるるとしてゐる。全く反対である。面白い事には、此理論は人間行動の理念と一致してゐる。それは或種の考え方は外部的条件によって人間は悪を犯すといふ。即ち罪を他に転...
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読売記者の健忘症

去る十一月三日文化の日の読売紙社説「独自な文化を育てよ」の文中「御光様に迷って自殺する人妻」の記事があったが、之は驚いた事だ。というのは本年七月二十日の同紙静岡版中に右と同意味の記事が詳細に記いてあったので、本教に於ても捨ておき難しとなし、...
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人間を愚にするな

今日口を開けば新宗教は迷信邪教であるというジャーナリスト等に注意したい事がある。それは彼等の思う如き、迷信やインチキ宗教であるとすれば、多数の有識者を初め数十万に及ぶ信徒が、熱烈な信仰を傾ける筈がないではないか。その点を心を落着けてよく考え...
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空前の難問題

今茲に論じようとする問題ほど深刻にして解決困難のものは未だ嘗てなかったであらう。それは外でもない。本教発展によって当然発生する処の不可抗力ともいうべき難問題である。という事は本教発展と正比例して影響を蒙る職業層である。之は誰も知る如く医師初...