明主様

革命的増産の自然農法解説書

連作豊収

だから本農法に於ては連作を可とする。現に私が実行している例であるが、今年作った玉蜀黍(トウモロコシ)の如きは連作七年に及んでおり、然も箱根強羅の小石混りの土で、恐らく不良土としては申し分がないにも拘らず、本年の出来栄えなどは素晴しいもので、...
革命的増産の自然農法解説書

堆肥の効果

そうして自然肥料実施に就いて説明してみると、稲作に対しては稲藁を出来る丈細かく切り、それをよく土に捏ね混ぜるので、これは土を温める為である。又畑土の方は枯葉や枯草の葉筋が軟かくなる位を限度として腐蝕させ、それを土によく混ぜるのである。この理...
革命的増産の自然農法解説書

肥料迷信

そうして前記の経過を説明してみると斯うである。最初の二、三カ月位の間、見劣りがするのは、種子にも田地にも肥毒が残っている為で、時日を経るに従い、土も稲も肥毒が段々抜けてゆくので本来の性能を取戻し、漸次好転するのである。この理は、農民にも分ら...
革命的増産の自然農法解説書

肥料の逆効果

成程、肥料をやれば一時は相当の効果はあるが、長く続けるに於ては漸次逆作用が起る。即ち作物は土の養分を吸うべき本来の性能が衰え、いつしか肥料を養分としなければならないように変質してしまうのである。これを人間の麻薬中毒に譬えれば一番よく分る。人...
革命的増産の自然農法解説書

自然栽培の勝利 土の偉力 自然農法の原理

抑々自然農法の原理とは、土の偉力を発揮させる事である。それは今日迄の人間は、土の本質を知らなかった。否知らせられなかったのである。その観念が肥料を使用する事となり、何時しか肥料に頼らなければならない様になってしまった。全く一種の迷信化したの...
革命的増産の自然農法解説書

序文

この小冊子は現在我国最大の悩みとされている米の問題に対して、絶対有利な解決方法を解説したものであって、誰も知る如く今日我国民を養うに足るだけの数量は全然穫れず、現在一カ年二千万石以上不足しているのであるから、実に由々しき大問題である。この原...
革命的増産の自然農法解説書

革命的増産の自然農法解説書

・序文・自然栽培の勝利 土の偉力 自然農法の原理・肥料の逆効果・肥料迷信・堆肥の効果・連作豊収・蚕業の福音・農業の大革命 五カ年にして米の五割増産は確実 (一)・農業の大革命 五カ年にして米の五割増産は確実 (二)・自然栽培に就いて(昭和二...
外部寄稿

公明選挙について(2)

食えない代物“運動員”お偉方には信心が足りぬ何故こんなことをするかというとズル族の根性は、麻薬を呑ましても又美味い汁を吸っても、巧くやりさえすれば、誰にも知れずに、済むと思うわけだ。更にあの運動員と称する輩は酢でも蒟蒻でも食えない代物なんだ...
外部寄稿

公明選挙について

ズル族が多すぎるまだ半年経つか経たないうちに、又々総選挙とてきは、国民もやりきれたもんじゃない。たった半年の間に、政府は、国民の信任が減ったかどうかを試してみるんだから、結局国民は試験台にされる訳だ。この原因は、何といっても、例の馬鹿野郎問...
外部寄稿

私の歩んだ信仰生活

私の生れたのは東京市浅草区橋場町六十三番地さゝやかな古道具屋です。父は岡田喜三郎と云ひ、私はその次男であったのです。父は赤貧洗ふような中に私を育てゝくれました。だのに、何うしたことでせう私は性来虚弱でありました。私は、そうしたなかにも儚ない...