明主様

天国の福音

胃癌

此病気も既記の如く真症と擬似とがあるが、真症だけを書いてみる。真症は殆んど霊的原因で、最初胃部に固結が出来るが、気の附かない位小さいものが漸次膨大し、拳大又はそれ以上に及ぶものさへある。そうして固結が胃部又は幽門部を圧迫、食欲不振となり、痛...
天国の福音

小児麻痺

此病気は真症と擬似と両方あるが、医学ではその区別を知らず混同してゐる。然らば真症とは何か、といふと、原因は霊的で、その多くは脳溢血で急死した霊の憑依である。従而その症状は脳溢血と同様で言語不能、半身不随等である。そうして発病は幼時と少年期と...
天国の福音

癲癇

癲癇は、精神病と等しく原因は憑霊であるが、ただ異る所は癲癇は一時的発作的である事と、その症状が多種多様である事とである。そうして癲癇の殆んどは死霊の憑依であるから、発作するや死の刹那の状態を表はすのである。例へばよく泡を吹く、之は水死霊で俗...
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精神病

精神病は全くの霊的病患であるが、ただ発病の動機は、肉体的毒素の誘引による事がその殆んどである。先づ原因から説いてみるが例外なく此病気は不眠の持続からである。不眠の原因は内的と外的との二種あって先づ内的より説くが、それは頭脳の血液不足の為で、...
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肺結核

医学上、結核は病菌の感染に因るとされてゐるが、実際は曩に説いた如く誤れる医療の為と、今茲に説く処の病霊に因るといふ此二つが真の原因である。先づ一家庭内に於て子女の一人が結核に罹って死亡する。と間もなくその兄弟姉妹の誰かが結核に罹り復死亡する...
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病気と霊

病気とは浄化作用の発生とその過程である事は詳細解説した通りであるが、茲に霊に因る病気の相当多い事も知る必要がある。之等も昔から相当唱へられて来た事で、特に或種の宗教の如きは病原の殆んどは霊作用としてゐる位であるが、私の研究によれば、霊作用と...
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神憑り

昔から神憑りなるものは頗る多く、その種類も千差万別である。そうして現代識者といはれる程の人等は全然迷信と片付け一顧だも与へないばかりか、神憑りなる言葉さへ嘲笑的意味にしか使用されないのである。然し乍ら私の研究によれば、神憑りなるものは決して...
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祖霊の戒告

本来祖霊はわが子孫に対し、幸福であり家系が栄える事を願望しつつある結果、その目的に背馳(ハイチ)する所の原因である過誤や罪悪を子孫に行はしめざるやう、邪道に踏入らぬやう不断の警戒を怠らないのである。従而その子孫が偶々悪魔に魅入られ不善を行ふ...
天国の福音

守護神

如何なる人間と雖も正守護神、又は守護霊なるものが霊界に在って附随し、常に守護してゐる事である。そうして人は神の子であり、神の宮であるといはれるが、既説の如くそれは神から受命された即ち神の分霊を有してゐるからで、之が本守護神であり、後天的に憑...
天国の福音

善と悪

私は神と悪魔に就て説かうと思ふが、之は洵に困難である。何となれば人間は人間であって神でもなければ悪魔でもないからである。然し乍ら人間には自由がある。ここでいふ自由とは自由主義ではない。然らば何か、それは人間が神にもなり得れば悪魔にもなり得る...