浄化作用は大別して第一浄化作用と第二浄化作用とのふたつに分類されます。
『先ず浄化作用とは如何なるものであるか、私は之を大別して第一と第二に分類する。第一浄化作用とは血液中にある種々の毒素が身体各局所に集溜、固結するのである。集溜すべき場所としては、凡て神経を集注する局所及び人体静止の場合の下部である。そうして集溜毒素は時日を経るに従い、漸次硬化する。俗に凝りと名づくるのもそれである。此場合苦痛は全然無い事もあり、ありとするも肩の凝り位の程度である。
次に、第二浄化作用であるが、之は第一浄化作用である固結が或程度を超ゆる場合、自然排除作用が発生する。その際排除し易からしめんが為液体化せんとする作用が即ち発熱である。発熱の高下は固結の毒素の性質と硬軟と量と患者の体質とに因るのである。よく運動後疲労の結果往々発熱するの、運動が浄化促進の役目をするからである。そうして液体化した毒素は、発汗、喀痰、鼻汁等によって対外へ排泄さるるのである。』
(神示の健康「病気の真因」より)