よく漫画やアニメ、映画やたまにはドラマの主人公が『天が悪を裁かないならオレが裁く!!』って言うんですよ。物語の世界はそうでないと話が進まないのでそれでいいんですけどね。これって暗に現実では悪人は裁かれないじゃないかっていう嘆きだと思うんです。どうして悪人は裁かれないんだ!のうのうと生きてるじゃないか!裏金議員裏金議員って問題になりはしたけど全員不起訴で逃げ切ったじゃないか!とか、アメリカでもしこたま罪を重ねて金儲けしても司法取引で逃げおおせてるじゃないか!とか、いろいろニュースなどを見るにつけ世の中に対する憤激の起こる人も多いとおもうんです。
で、確かに唯物論的に解釈すると現実っていうのは悪人の天下で、巨悪であればあるほど裁かれないんですよ。司法もメディアも途端に機能しなくなりますからね。司法は捕まえなくなるし、メディアも黙り込むんですよ。日本人の場合は一個人では善人であろうとするんですけど、集団組織になった途端に個人がもってた倫理観が吹き飛ぶんです。組織になると途端に善悪の判断が曖昧になるんですよね。だから明主様は世界人として生きなければいけない、世界愛で生きないといけないと御教えくださってます。
それで、確かに唯物論的に見ると悪は裁かれないように視えるんですけど、ところがどっこいそうではないのです。ちゃんと裁かれているんです。これは恐ろしい程に正確で人間が人間に制裁を加えるより、天が人間に制裁を加える方がよっぽど壮絶で恐ろしいんです。だから霊界を主とした価値観でいえば人間というのは罪を犯したら生きてるうちに刑務所に入れられるなどして裁かれたほうがいいのです。そのほうがよっぽど神様に愛されてます。現界において天が悪人を具体的にどのように裁くのかを知らないから、一般人の方は悪人はやっぱり裁かれないんだと諦めて泣き寝入りすることになるのです。ところがそうではなくて悪人程気の毒なものはないのです。
上記の項目でも、話したことですが、生きてるうちに罪を償った人と、死ぬまで罪を償わずに逃げおうせた人とでは、帰幽後に行きつく先が全く異なるのですよ。相応の理という天則によってそうなるのです。例えば、生きてるうちに罪を償った人がどういう霊界に行くのかというと『悪いことは出来ないものだ、お天道様は見てるとはよく言ったものだ。悪いことは損だな、今までの苦労が全部無駄になってしまった。今度こそは真っ当に生きよう。』という人達に囲まれるのです。そういう人達で形成される村、街、国家に行きつくんですよ。ちょっと脛にキズはあるけど悪いことは出来ないという反省のある人達の住む世界に行くわけです。ところがですね、罪を償わずに逃げおうせた人がどんな霊界に行くのかというと『世の中はちょろいな。どれだけの罪を重ねても権力と金で大概のことは握りつぶせる。一般人とは違うのだ、私という人間は特別なんだ。』という人達に囲まれるのです。そういう人達で形成される村、街、国家に行きつくんですね。まあとんでもない地獄世界でしょうよ。私も想像しただけで胸が悪くなって嘔吐しそうです。
それで、天罰というものが具体的にどのように表れるのかについては、私も誤解されやすい話になるのであんまり言いたくなかったんです。ただ、信仰のある人が世の中の不条理にあって分からなくなってしまって迷うようになっては可哀想だなと思うので、ここで内輪の人だけに御話するんですけどね。絶対、信仰のないこの御道が分からない人には話していただきたくない内容なんです。
結論からいうと、天罰とは医療のことですよ。でもこう考えると全てのつじつまが合うんです。恐ろしい程にピッタリいくんです。もちろん神様が罰するわけではないんです。悪魔が魂の堕落を目的に醜悪な社会システムをつくって人間を苦しめるんですけど、人間が悪に魅了され過ぎてあまりに悪の方に突っ走るので神様の手が届かないのです。ですので、天罰とは神様に救っていただけないこと、見放されることなのです。では、天の裁きが何故医療であるのかを順を追って丁寧に確認していきますね。
まず、人間が不正な手段でお金を得たとしますね。で、不正であるかどうかというのは合法か不法かっていう判断で大体はいいんですけどね。要は人を喜ばせてお金を得ることをビジネスと言って、人を泣かせてお金を得ることをヤクザと言うのです。で話は戻って、人を泣かせて搾取するとか、利権構造をつくって不当に金銭を得るとか、人を奴隷に様に扱って利潤を得るとかするとします。そうしますと、まあ当たり前ですけど、利潤がいいので一時的にものすごくお金持ちなるんですよ。でね、膨大に稼いで、稼いだ後はさあ何に使おうという話になりますよね。稼いだお金を御馳走に変えたら食べきれるものでもないし、そもそも飽食を続けると病気になるんですよ。食べ物が狂うと癌になりますからね。山の様な品と書いて癌ですよ。字が病気の成り立ちをよく表現してます。
それで、家とか、車とか、身の回りの物を揃えたら、後は子供の教育費とか老後への貯蓄に回すのですよ。老後の貯蓄って言うなれば、ほとんど医療費のことですからね。だから老後の貯蓄が潤沢であればあるほど、ものすごい豪華な医療をその人はその身に受けるわけですよ。ちなみに、ビジネスリテラシーの高い人は潤沢な資産を投資(投機)に回したりするんでしょうけど、御自分が命に係るような病気になれば全部現金化して治療費に回すはずなんです。命あっての物種ですからね。生命保険とかでも全部そうですよ。そういう人の蓄財のほとんどは最終的にはその人の医療費に消えるんです。それで、潤沢な資産があればあるほど、あの手この手で医療で無茶苦茶にされるんですよ。
わたしは医療を強く非難してますが、勘違いして欲しくないのは何でもかんでも分別もなく全てを非難しているわけではないんですよ。近年、良心のある御医者さんが警鐘を鳴らすようになってきた医療のことですよ。抗がん剤などの癌治療や終末医療や訳の分からない予防ワクチンなどですよ。お医者さんでも自分にはやりませんという治療のことです。風邪の時に解熱剤を飲むとか、下痢の時に下痢止めを飲むとか、そういうことは最近では御医者さんでも自分自身にはされないのですよ。緊急性のあるときは救急車呼ばないとダメですよ。例えば事故で腕が千切れるとか、脳溢血で倒れるとかそういうのはすぐ病院行かないと。脳溢血は、御浄霊するほうにかなり自信があって、倒れたほうも普段から出来るだけ御浄霊で何とかしてくれと御願いしてたら御浄霊でやればいいですけどね。緊急性があるのにどうしようどうしようと迷って手遅れになるのが一番いけないんですよ。問題を起こすのが一番悪いと御講話にもありますからね。でも、癌や終末医療やワクチンには緊急性がないでしょう。ちゃんと考える時間があるんですよ。今ではお医者さんが書かれた医療の真実を伝える本がいっぱい市場に出回ってるんですよ。それで、ちゃんと考える時間があるのに、医者でも受けたくない治療を神の信徒である人達が一般人と同じような感覚で受けるのはおかしいでしょう。どうして一般人といっしょに医療の金儲けの犠牲になるんですか。私の主張はそこですよ。
で今までの話を簡単にまとめると、ある人が不正な手段で金を得る、するとその金の大半はその人の医療費に消える、資産が潤沢であるほどあらゆる医療を受ける、医療が豪華になるほど投薬される薬剤が増える、薬剤が増えるとその人の霊体は汚濁する、霊体の汚濁度が増すごとにその人の霊層界は落ちていく、霊体の汚濁度が大きいと中有界を突き抜けて地獄界へ入っていく、生きながらに地獄界に入ってそのまま帰幽すれば地獄界の住人となる、という様にこの世の完璧な社会システムによって悪人は喜びながら不正に金銭を得て、喜びながら潤沢な治療を受け、喜びながら地獄界に突入していくのです。だから、現代医療というのは悪人を喜ばせながら地獄界へ放り込むように設計されてる完璧なゴキブリ(悪人)ホイホイなんですよね。自分でも書いてて言葉が辛辣過ぎて、ちょっと気が引けるんですけど事実そうなんです。
だから、人に真実を伝えて気づかせてあげることは永遠の救済なんです。この話は、信仰のある人、真実に気づいた人が道に迷わないためにしているんであって、決して世間の人を傷つけるためにしているんではないんですよ。