御 教 え 集 第十八号
『大体の事を言うと、いよいよ昼間の世界になると、太陽が東から霊界に出て、だんだん明かるくなります。それで日本は極東ですから、日本から明かるくなります。それから朝鮮、中国、中央アジア、西南アジア、ヨーロッパという様に、だんだん明かるくなって行くのです。それで、明かるくなるとすると、今までの汚たない物が非常に目立って来ます。夜の世界では分らなかったもので、とんでもない汚たない物が沢山ありますから、この掃除が今度始まるのです。それが神様のなさる事です。それで神様は掃除をやられるのですが、しかしドタバタには立派な神様は手を出しません。そういう労働は悪魔にやらせるのです。そして神様は懐手をして見て居られ、指図されるわけです。それが人間界に現われてくるのです。それはだんだん分って来ます。
これだけを言っておきますが、一番酷くやられるのは英国です。日本が戦争でやられましたが、英国はとてもそのような比ではありません。それは随分気の毒なものです。それだけではなく、アメリカもあるし、ソ連も最後は大変です。それは、時期が来たらそういう事も書きますが、今のところはこのくらいにしておきます。昼間の世界になるという事は、東方の光がだんだん昇って行き、それが現界に現われるという事で、これが根本です。』(昭和二十八年一月二十五日)
テレビをつけても、インターネットを開いても毎日ニュースが流れています。どのニュースも視聴者数を稼ぎたいのか、国民の意識を誘導したいのか、目的はそれぞれあるんでしょうけど結構刺激が強めなモノが多いんです。「事態が急変しました。」とか「日本はあと数年で終わります。」とか「必ず衰退します。」だとかあの手この手で不安を煽るようなニュースが多いんですよ。それで、細かくニュースの内容を見ていくと、どっちともつかないような小さな内容をものすごく拡大解釈して悪い味付けしてるような感じなんですよね。まあ要するにテレビニュースやネット情報の内容にいちいち過剰反応してると、意識を振り回されるばっかりで疲れちゃうんですよ。
大事なのは、大きな時代の流れをつかむことです。もっと言い換えると大いなる神々が今後世界をどのようにされたいのか、神々の計画はどのようなものなのかを知ることです。実は御教えにはそれが示されているのです。大きな枠組みでこういう計画であるというのが昭和10年の観音講座にもありますし、晩年の御講話にも多く記されています。もっとも詳細にどのような経過をたどるのかは分からないです。これは神々が今現在経綸中だからです。時々刻々と世界情勢に応じて変化するので、それを事前に知ることは不可能です。しかし、大きな流れとしてこうなっていくなということが分かっていれば、落ち着いて日々の詳細を見ることが出来るのですよ。「ああ、これからどうなっちゃうんだろう。日本って無くなるのかな。世界は戦争に向かうのかな。」という様なことでそれほど気を揉む必要はなくなるんです。
では、主神様の御意思、世界経綸のゴールは何であるかというと、
『真善美全き地上天国の建設』
でることは、明主様が御教えをとおして明確にお示しになっておられます。
それで、遅速はあれども確実にそれに向かって世界経綸は前進しているんですよ。これは、過去から現在にかけて世界がどう変化しているか、日々の日常がどうなっているかを観察すれば分かりやすいんです。今と比較して、30年前、60年前にわざわざタイムスリップして戻りたいですか??スマホもない、ネットインフラも普及してない、家は断熱材が薄いので寒くて仕方がない、ウォシュレットもない、あの頃がよかったというノスタルジーのある人は別として、今の方が良いに決まってるんですよ。確実に道具立ては良くなってます。悪くなってるのは人間の健康面と社会情勢です。で、これは仕方がない、一度とことん悪くなるまでは仕方がないことなんです。というのは『地上天国の建設』という大いなる目的を阻むような障害になっているものがあるんですよ。それを浄めて払ってしまわなければいけない、ちょうど今がそういう時期なんです。
では、その障害となるものとは一体何か、それは日本と世界とではちょっと変わってくるんです。東方之光といってやはり、世界が昼になるのは日本からなんです。日本から昼になって、だんだん朝鮮半島、中国、東南アジア、中東、西洋、アメリカ、ロシアと昼になっていくんです。では、『地上天国の建設』を阻害している日本における障害とは何か、それは『薬で健康になる』という国民一人一人がもつ意識です。それをこれから日本国全体で起こる苦しみでとことん懲りさせて改心させなければならないんです。世界の場合はちょっと違ってて『暴力での問題解決は是』という意識をとことん懲らしめて改心させなくてはならない。とことん苦しめると言っても自分たちで地獄をつくって自分たちで苦しむんですけどね。日本が第二次世界大戦で経験した苦しみを、これから世界が経験するのです。それによって世界は日本と同様にアレルギーになるほど戦争を嫌うようになるのです。人間一人一人のレベルでいうと暴力を背景とした問題解決を基本的に嫌うようになるのです。暴力を背景とした資本主義、暴力を背景とした共産主義というのがこの世界を二分してこれから戦争が起こるのですが、逆説的にですが、これから起こる戦争によってこれらの野蛮な資本主義と共産主義がなくなるのです。ちょうどいい塩梅の中庸な主義がでてくるのです。世界がイズノメの精神になってくるということです。
なので、まとめると
日本 ⇐ 『薬で健康』という意識が無くなるまでとことん苦しむ
世界 ⇐ 『暴力での解決』という意識が無くなるまでとことん苦しむ
というのが大きな流れなのです。これが直近で日本と世界で起こっていることです。
御 垂 示 録 (第十七号)
『ただ日本は病気は一番増えます。それは日本の霊界が一番先に明かるくなるからです。しかし原子爆弾は少しも怖くはありませんから安心していていいです。原子爆弾をやるのはソ連とアメリカですから、この両方が危ぶないのです。この両方が壊し合いをするのです。それは原爆、水爆をやるでしょう。それで外の小国には落しても無駄なのです。一発二億円もかかるのですから、そんな無駄な事をしても仕様がありません。日本などに落しても、つまらない事です。
(中略)
そこで落すとすれば、ソ連の方はモスコーで、アメリカの方はニューヨーク、ワシントン、そのくらいやれば戦争は片付きます。だからそこだけは危ぶないでしょうが、外の所には落しても仕様がないでしょう。
(中略)
ただ場合によっては威嚇的に一、二カ所落すことがあるかも知れません。だから朝鮮に原爆を落すとしても一発です。それで、あれは後に非常に恨みが残るので、アメリカはそれを非常に怖がっているのです。広島、長崎に落したために日本人の感情を非常に害しているというのです。』(昭和二十八年二月一日)
ここから、世界各国がどうなっていくのか地域別に述べていきたいと思います。
■日本
御 教 え 集 第十七号
『一番肝腎な事は、これからいろんな事が出ますが、日本が一番運がいいのです。ですからその点は割合に心配はありません。けれどもその代り病気の災厄が出ます。その点は或いは日本が一番酷いかも知れません。しかし救世教信者はその点は一番安心です。』(昭和二十七年十二月二十三日)
日本は前述したように病気でとことん苦しむんですよ。この苦しみは未来に向かってドンドン加速していきます。なぜなら国民の問題の解決方法が医療しかないからです。投薬で浄化を抑える、活動力が鈍る、活動力が鈍るので収入が減る、収入が減るので食事や健康面への支出をケチる、消極的な生活で病気になる、病気を医療で抑える。という負のスパイラルが加速するのです。これからもっともっとです。それがどこまで行くのか。平均寿命がグーっと下がっていくのです。実は2020年をピークに2021年、2022年と平均寿命は2年連続で下がったのです。ちなみに戦後日本人の平均寿命が延びた主な要因は2つあって、医療技術の発達によって0~4歳児の死亡者数が減ったのと、20代の結核死亡者数が減ったという、この2つが大きいのです。ですから、これからの日本国民の大部分が検査漬け薬漬けの層で構成される人々ばかりになるので、平均寿命は2020年を境にピークアウトしてグーっと下がっていく可能性が高いのです。おそらく2020年から2050年の30年間は日本の壊滅衰退期になるのでしょう。もしくはどこかのタイミングで大浄化が来て一気に来るかもしれないですけど、大浄化がない場合はこれまでと同様ジワーっと来ます。
大浄化にという恐ろしい響きに注目がいきますが、私は大浄化というのは国民の大部分が悔い改めて改心してからではないと戴けないように思うんですよね。大浄化という言葉を恐れるあまりに大浄化の意味を誤解している人が多いように思うのです。というのは大浄化とは大救済という意味だからです。浄化とは普段苦しみや病気している状態であるという意味合いで使ってるとおもうんですけど、ところがどっこい浄化とは救済そのものなんですよ。ここのところの発想の転換が出来ていない古い頭の人が多いのです。というのは浄化する、浄化すると汚いものが外に出る、汚いものが外に出るから霊体が浄まる、霊体が浄まるから霊的地位が向上する、そして霊的地位が向上することを救済というのです。地獄的地位から天国的地位に引き上げられる、これすなわち救済です。ですので、大浄化とは大救済なのです。ところが一般人は浄化した時の解決方法が医療しかない。霊体を汚濁させる方法しかない。霊的地位を下げる方法しか知らない。地獄への一本道しか知らないのです。大浄化の際に浄まっていた人は無難で済むし、霊体が汚濁していた人もその時に汚れを出してしまえば天国的地位に昇るのです。すなわち大救済です。それで、大浄化の大は、最後に国民全体に一気に来るので大きいという意味合いで大の字が付いてるのです。それで、大浄化は未だ来てはいないけど、細かい浄化は常日頃世界中のあちこちで起こっているのです。
あと、最後の審判と大浄化の意味合いをゴッチャにしている人が多いのですよ。概ねそうなんですけど、厳密にいうと違います。最後の審判というのは、魂の審判なのですよ。善か悪か、天国行か地獄行かの審判です。それで最後の審判というのは閻魔大王がこの世に現れて現界で行われる審判なのですよ。霊界人が霊界で行われる審判じゃないんです。もしかしたらそういうこともあるかもしれないですけど御教えには見当たらないので私には分からないです。霊界人が現界にオギャーと産まれて、それで現界にあるうちにその人の行動による結果によって審判されるのです。それで恐いのが今度の審判が最後なのです。昭和29年2月4日を初日として最後の審判はスタートしてて、今回落第の印を押されたら次のチャンスは無い可能性が高いのです。これは過去世(前世)や体内記憶の研究をされている人に具体的な統計を取ってもらわないと確証は出ないんですが、どうも昭和29年2月4日以降の前世の記憶を持ってる人が少ないような気がするんですよ。戦前とか戦時中の人は結構いらっしゃるんですけど、前世亡くなった時は1980年代のバブル期だったんですよっていうのはあまり聞いたことがない。もちろんこれは日本のことで海外はまた別です。日本のことが片付いていかないと世界に広がっていかないのでね。まあいろいろその他にも例外はあるでしょうけど、これについてはちょっと自分でも調べてみたいと思っているんです。それで今回合格にしてもらえた人は、永遠の生命をいただけるのですよ。ミロクの世の臣民となる資格を頂けるのです。永遠の天国的地位です。で、落第の場合は御教えにもありますが永遠に滅ぶとあります。この滅ぶという表現は消滅というような意味にとれますが、実は救済のない永遠の地獄という意味なんですよ。キリスト教では『生きる』とは天国にいることを意味してて、『死ぬ』とは地獄にいることを意味しているのです。だってそもそも霊体は死にようがないですからね。
大浄化の際には必然的に日本国民全員が最後の審判に直面するんですよ。なぜなら、浄化を医療で抑え込むか、浄化を受け入れて毒素を排泄するか選ばされるからそうなっちゃうんです。でも大浄化は実際には未だ来てないですよね。それで気を抜いてる人が多いんですけど、ところがどっこい最後の審判は滞りなく行われているのです。以下にこういう記録が残っているのです。
昭和29年9月27日
『午後5時にメシヤ様はお出ましになり、(中略)大草管長など教団幹部がお迎えし、大祭終了の御挨拶を申し上げる。その折、メシヤ様はニッコリ遊ばされ、お頭の黒髪をお見せになり「何しろ赤ん坊だから、何も言えません」と仰せになられる。その後、早雲道路(上る)を通られて、美術館本館にお入りになられるその折、メシヤ様は、尾西氏を呼ばれ、「大森に、最後の審判が近づいている、救われたければ私のいうことを素直に聞かなければならない、世界人類を救うものが、そんなことでは駄目だ、と伝えよ」と仰せられる。』
ここでの意味合いは、大森さんという方に地獄行の烙印が迫っているということであると解釈できます。このように厳密には最後の審判とは大浄化を意味しているわけではないのですよ。最後の審判に直面している人は毎日この瞬間にもいらっしゃいます。日本中あらゆるところに居られるんです。それで、最後の審判の結果として、その方がどちら側であったのかは、その方の死相で判断できるのです。
それで、話は元に戻りますが、日本人はこれからとことん病気でというか医療で苦しんで、それで苦しみぬいて苦しみの中から自力で『あ、これまで医療や薬剤を妄信してきたけど、ちょっとこれは違うのかも』と気づくようになるのです。それで、気づいたときにはもうボロボロです。国民全体が満身創痍で、もう健康だったのころが分からないぐらいになっているのです。なぜなら病気を浄化と知らずに戦って戦って戦い抜くからです。闘病のことを社会も賛美するんですよ。もちろん製薬会社がスポンサーについたメディアの洗脳や政府行政の誤った指導も助長するのは想像に難くありません。でも、可哀想ですがそこまでしないと国民一人一人が改心しないのです。そこまでいかないと兜を脱いでまっさらな気持ちで神様に頭を下げないのですよ。いまの現代人は科学で何でもできると思いあがって傲慢になりすぎているのです。だからとことん懲りないといけないのです。救世教の創成期に明主様に命を救われて改心した人々も同じだったのです。医療にドップリ浸かってこれまでかというほど薬漬けになって挙句の果てに医者から見放されて、そうしてやっと明主様に泣きついたのですから、現代人も同じような経過をたどるのです。第二次世界大戦のときは原爆を2つ落とされるまで国民はあきらめなかったのです。いや終戦の玉音放送がなかったら全滅するまで戦ってたかもしれないのです。
御教えに岩が転がり落ちてるときに途中で止めようとしても骨が折れるとあるのです。最初に軽く注意を与えて、人間が間違いを犯している最中はあえて放っておくのです。間違いの方向に妄信して突き進んでる最中に注意を与えても骨折り損なんですよ。だから岩が落ちるところまで落ち切って静止してから手を加えろとあるのです。本当のことを伝えて注意するにしても、人間が落ちるところまで落ち切って鋼のプライドが砕け散ってからでないと効果が薄いのです。なので大浄化という救済は、人間が限界まで追い詰められて全ての我を捨てて神様に救済を祈るような究極の状態にならないと与えていただけないように思うんですよね。
大浄化、世の大峠というクライマックスが恐ろしすぎて、「どうか人間を許してくれ、どうか小難にして無難にしてくれ。今くると死人ばかりになるから出来るだけタイミングを引き延ばしてくれと」と神様に懇願されたのが大本教の出口ナオ教祖です。で、この祈願というのは人情としては至極真っ当で正しいのです。現界だけを観たときの人間の気持ちとしては当たり前の感情なのです。で、大浄化が後ろの方へ遅れる結果、医療で無茶苦茶にされた人間が霊界でどうなるのかについては意識がいかなかったのです。今霊界では、本当のことが分からなくて医療で霊体を極限まで汚濁させる結果、死体の山が死屍累々と積み重なっているのです。これは御教えにあるんですよ。今、霊界は死体の山だとね。死体というのはゾンビのことで、いわゆる地獄界の住人で溢れかえっているという意味です。神様に厳しくしていただいた方が結果として人間は幸福なのです。お筆先に『神厳しくなりて人民穏やかになる』とあるのですが、「薬は毒」であるぞと必賞必罰で神様に厳しくしてもらった方が人間は間違わなくなるので幸福なんですよ。そのへんが信仰者の中でも理解できてない人が多いのです。「お薬飲みたいんでしょ、いいよいいよ飲みなさい。御浄霊に御縋りするの心細いよね、いいよいいよ医療に頼りなさい。御教えの内容厳しいよね、人間にとって耳が痛いよね。いいよいいよ、お蔵入りにするから、人間は好きなように生きればいいのよ。」という方針で、明主様御昇天後ずーっとこれできちゃったんです。父(明主様)の厳しさを母(二代様)のやさしさで隠した結果、子供(人類)は究極に馬鹿になってしまったのです。私はいつも言うとおり咎めたり非難する気持ちは無いのです。実態をあけすけに言ってしまうとこうなっちゃうだけです。
だから、今年の2025年の7月に大地震が起きるとかいろいろ言われてましたけど。仮に起きるとしても日本国民の生活が一変するような天変地異は起きないだろうなとは思っていました。どうしてかというと、そんなことが起こってしまうと、『薬は毒』ということを分からせるための日本国民意識改革プログラムが中断しちゃうからです。うやむやになっちゃう。そんな天変地異が起こっちゃうと、日本国民の不幸の原因は天変地異なんだということになってしまって、日本人に『薬は毒』ということを分からせる機会がドンドン遠のくのです。どこまでも日本人は医療と向き合って医療で苦しまないといけないんです。そうしないと日本人が『薬は毒』ということに気が付かないからです。移民問題や少子高齢化や利権腐敗構造なども、全ての原因は薬毒による国民の体力低下にあるのです。表面上に現れるすべての問題の根本を探していくと薬毒に行きつくようになっているのです。ニュースやネット情報は表面上のことだけを問題にして大騒ぎして、その原因を探っていく知恵が無いのです。だからどうしても『薬は毒』ということを日本人に徹底的に分からせるところまで向かっていくのです。今現在もそうです。それで、どうしても超愚(超越した馬鹿)なんですから、痛みという言語によって理解するしかないのです。『薬は毒』ということに気付く点においては犬やサルなどの畜生にも劣るほど馬鹿なのですから、痛みで苦しむしかないのです。
■朝鮮半島
朝鮮半島はちょっと特殊なところで、ここはスサノオ様の出身地となるんですよね。それで、初代の神素盞嗚尊が朝鮮のソシモリ山に現れて、それから日本へ攻めて、伊弉諾様から勘当されたのち西洋の方へいってユダヤ民族を造られるんですけどね。直近の3000年の夜の時代の経綸の中心はユダヤ民族で、スサノオ様がやられてたといっても過言ではないのですよ。それで、共産主義も資本主義もユダヤ民族から出てるんですけどね。朝鮮半島の北半分が共産主義で地獄のように苦しんで、南半分が資本主義で地獄のように苦しんでいるのが興味深いところなんですよね。それで、朝鮮半島はそのうち統一されるんでしょうけど、最終的には墓場のようになると御講話にあるんです。以下にその記述が含まれる御講話を紹介します。韓国が資本主義で一見成功しているようなんですけど、国民生活はものすごく苦しいのですよ。韓国全体の合計出生率が2024年で0.75ですからね、東京で0.96です。だからどれぐらい苦しいか想像に難くないでしょう。10ある大手財閥グループに所属する一部の国民のみが韓国ドラマで観るような生活が出来てるのです。
■中国
御 教 え 集 第十七号
『それからいずれ中国も、民主政治が施かれますから、そうすると信教の自由になるから、そうなるとこっちも大いに中国全土に宣伝して、そうして救世教信者がたくさんできるわけです。』(昭和二十七年十二月二十三日)
結論からいうと中国共産党はいつの日か滅ぶのです。それは当然のことでずっと居座られてはいつまでたっても中国を天国化することは出来ないからです。ただ中国の共産化は必要があって神様がそうしたと言われているのですよ。というのは共産党がポンコツな支配で漢民族を抑え込まなかったら、いまごろどれほどの人口になっていたのか分からないのです。世界中が漢民族で溢れかえっているかもしれなかったのです。それぐらい中国という国は肥沃なのですよ。あと漢民族は頭はいいんですが、モラルの程度はかなりバラバラで極上もいれば極悪もわんさかいるのです。共産主義じゃなかったらあれだけの人口を制御出来なかった可能性が高いんですよね。それで、第三次大戦後は共産党は役目を終えてなくなって、台湾が出てきて中国全土を主導するといわれています。
■東南アジア
東南アジアについての記述はあんまりないんですよね。これはあまり大きな障害などなく天国化していくということでしょう。
■中東
これはもう世界最大の紛争地帯で、良いのか悪いのか賛否両論ですが地下資源が豊富なところが原因なんですよ。地下資源さえなければこんな不毛な地で戦争を起こすメリットなんてないんですよね。それで地下資源が欲しい西洋諸国のプロパガンダでイスラム教徒を非常に悪く言うんですけど、私の見立てではイスラム教徒の9割以上が善良なんですよ。ただ、ものすごく封建的だし独善なところもあるし頑固だしということで、変えていかないといけないところも多いのです。でもそれだけで十字軍の時代から西洋諸国のような根っからの邪悪さは無いのです。
問題はイスラエルです。彼らに限っては西洋諸国も青ざめる程の邪悪さです。当たり前のように民族浄化、一方的なジェノサイドを良心を痛めることなく行えるのです。ガザ地区で何が起こっているのか調べられたら分かります。このイスラエルをアメリカ最大の政治ロビー団体が潤沢な資金で応援しているのです。福音派という人たちで、第三次世界大戦アルマゲドンを起こそうとしているのです。聖書に終末戦争であるアルマゲドンが起こると、救世主メシヤが降臨するとあるのです。で、福音派の人達はメシヤの降臨を切望しているんですよ。それで、メシヤを降臨させるためにはアルマゲドンを起こさないといけないという、とんでもない発想なのです。だからイスラエルという国を中心に憎悪という憎悪を集めて、それを導火線にして核戦争が起こるようにもっていきたいのです。
それで、イスラエルという国は大イスラエル構想という考えをもっているのです。要は中東全体を大イスラエル帝国にしたいのです。ただ、そんなことをされては元々そこに存在していたイラン等のイスラム教国からしてみたらたまったものではないのです。それでこの前もイランとイスラエルで12日間の戦争をしましたけど、イスラエルが一方的にボコボコにされたのです。イスラエルの主要な施設がイランのミサイルでほとんど破壊されちゃった。イスラエルが負けかけたので、アメリカが強制介入して手打ちにしたのです。それで、イスラエルはイランにやられて腸がねじ切れるほど悔しんですけど、イランと喧嘩しても勝てないので、腹いせにやり返す能力のないガザ地区を攻撃しまくって憂さを晴らしているのです。
もう一つユダヤ民族の特徴として大きいのが、農業のような肉体労働がトコトン嫌いなのです。額に汗水たらして爽やかに労働に勤しむということが体力がないから出来ないのです。オリンピックで活躍するユダヤ人ってあんまりみたことないでしょう。だから身体は動かさずに頭ばっかり働かせてズルっこい商売ばっかりやるのです。一番得意なのは金貸しです。だから詐欺みたいなことやらせたら天下一なのですよ。医療のインチキ論文や金融トリックみたいなものを考えさせたら彼らの右に出るものはないのです。もちろん物質文化への多大な貢献は称賛するべきですが、とてもとても褒められないようなところがいっぱいあるのです。
イランは大人なのです。イスラエルと叩こうと思えばもっと叩けるのです。でもあまりに叩くとイスラエルのバックのアメリカが出てきて第三次戦争になるので我慢してるのです。イランのバックには中国とロシアがついてるので、戦力的にはアメリカが出てきても戦えるといえば戦えるのです。ただ仮に戦争になった際には、イラン国民がタダでは済まないのです。ただ難しいのは、あんまり弱腰でいると周囲のイスラム教国家や自国民から腰抜けのように思われちゃう。
ウクライナ戦争も地下資源の取り合いなのです。アメリカと西洋諸国はウクライナの地下資源が欲しいのです。ただロシア側からすると隣国のウクライナのところまで西側諸国に来てほしくないのです。結局、イスラエル、ウクライナという地域が戦場になっているだけで、共産主義圏と資本主義圏が戦争をしているのです。
■西洋諸国
御 教 え 集 第十七号
『それでこの浄化についてアメリカ、ソ連は最後に与えられる事になりますが、ヨーロッパの国も、国によって相当違いがあります。その国によって罪穢れの多い少ないがありますし、それから本当の浄化が行われている国とそうでない国があります。それでドイツの様に酷い浄化をされた国はそれだけ救われるわけです。それから昼間の世界になるについて、日本は一番先に昼間になるわけですから、この間の戦争の時爆撃や何かで……原子爆弾も日本が初めですが……日本が一番先に大浄化が行われたのです。大浄化と言うが、戦争による大浄化です。ですから今度はその点では日本は割合に少ないのです。脅威を受けるくらいなもので、実際上の戦火はほとんど無くて済むかも知れません。ですからそういった浄化の起ってない国ほど酷いわけです。といってもヨーロッパでも、フランスあたりは今迄人の殺し方が少ないから……あそこはナポレオンまでで、その後はそういった戦争による罪は犯してないから……割合に少ないのです。ところが英国は長い間他の弱小国から随分富を取上げましたから相当罪は溜っているわけです。』(昭和二十七年十二月二十三日)
すべての根本原因は薬毒による体力低下なのですよ。これが解消しない限り世界は天国へ向かっていけないのです。あらゆる紛争も移民問題も表面上に表れているだけです。薬毒によって体力が減ってきたので、あまり働きたくない。特に第一次産業などの農業や漁業はしたくない。『働きたくないけどいい生活はしたい』というこの狂った考えが原因なのですよ。ここから全てがはじまっているのです。特に西洋諸国はこの傾向が強い。弱い国を暴力で叩いて資源をドロボーするということを大航海時代からずっとやってきたのです。イギリスが一番ひどいのです。ドロボーのくせに紳士気取りのバカタレがイギリスを筆頭に多いのです。
だから神様の経綸によって西洋諸国から薬毒を取り除いていただけるのはずっと後のことなんですけど、とりあえず暴力という手段を取り上げられるのです。そこに向かっているのです。そうしないと、神様が国民一人一人を薬毒の問題と向き合わせるためにキューっと締め付けようとしても、すぐ暴力で他国を叩いて富を強奪して誤魔化すようなことをするんです。だから世界から暴力という手段を取り上げないといけないのです。それにはアレルギーになるまでとことん戦争で負けさせるしかないのですよ。あるいは移民爆弾によって民族としての文化を破壊しつくされるかです。繁殖力の弱い民族が繁殖力の強い民族によって駆逐されるのです。外来魚放り込むことによって元々いたお魚さんが死滅するようなことが起こるのですよ。もうドロボーはしません金融インチキはやりませんと改心するか、もう民族として腐りきって霊性の回復は不可能なので移民によって駆逐されて滅ぶかのどちらかなのです。
ロシアの使命というのは西洋諸国をボコボコに半殺しにして、西洋諸国に他国に戦争仕掛けてドロボーしたりすることを二度と夢にも想わないようにさせることなんですよ。ロシアの仕事は西洋のお掃除なのです。だから使命のあるうちはロシアは滅ばないのですよ。ウクライナ戦争でも西洋諸国の予想では2週間ほどでロシアは負けると考えていたのです。ところがどっこいそうはならなかったのです。いま西洋各国はウクライナ戦争でお金を使って、自分が起こした戦争が原因で移民を受け入れて、みたいなことをやってるうちに自国内がガタガタになってきたのです。なんとかロシアを打ち負かしてウクライナの地下資源でリターンを得るというのを当てにしてたのに、それが外れてきたのです。だから西洋各国内では自国民による過激なデモがいっぱい起こってるのですよ。自業自得なのです。
御 垂 示 録 (第十七号)
【お伺い】
英国が原爆の被害を受けてやられるという事は、今まで搾取したという事に対する罪でございましょうか
【御垂示 】
それは無論吐き出さなければならない、というよりか、英国の富というものは、みんな泥坊して集めたものですから、それはどうしても無くしなければならないのです。しかし英国は意気地がありませんから、原爆をやる前に手を挙げてしまうだろうと思います。
【お伺い】
現在でも、半分身を売っている様な状態ですから
【御垂示 】
そうです。けれどもそれを助け様と思ってアメリカが相当援助をするだろうと思います。そこで英国が戦場になるわけです。英国の争奪戦という事はどうしてもあるでしょう。なにしろ大変なもので、龍虎相争うという場面が出て来るわけです。つまり横綱が二人居るのですから。
(昭和二十八年二月一日)
■アメリカ
アメリカという国はいろんなところに戦争をしかけて富を強奪して、世界の警察だというようなことで調子に乗って有頂天になってますが、気の毒なものですよ。共産主義と張り合って拮抗させるために悪の経綸の主体をやっているんですがね。経済発展してるようなのは結構見せかけで、富の強奪や金融インチキによるところが大きいのですよ。実際のアメリカ国民の労働生産性は高くないんです。数字に囚われずに実態をよく観察してみてくださいよ。アメリカ国民の成人の37.0%が肥満(BMI30以上)でBMIが25.0〜29.9の「過体重」を含めると、成人の約68%が肥満なんですよ。これ日本人の感覚だと過体重が普通の肥満で、BMI30以上になると10メートル歩くのも心配なぐらいの超肥満のことですよ。

でね、国民の7割がこんな体系してて、まともな労働が出来ると思いますか?彼らは野菜とか一切食べないのですよ。肉とかチーズとか茶色いものばっかりです。飲み物は当然あまーい清涼飲料水ですしね。だから国の在り方も狂ってれば、国民全体も狂ってるのですよ。こんな体系で霊体を清浄に保てるわけないでしょう。日本人ならここまで太れないのですよ。ここまで行く前に病気(浄化)が起こるのです。日本人はこのレベルまで脂肪(毒素)を溜め込むことが出来ないのです。アメリカ人はその点において異次元に太ることが出来るのです。どこまでも毒素を溜め込むことができるということは、霊体も同時に汚濁していってるんですよ。それで経綸上、浄化を与えられるのがアメリカとロシアが最後なんですから、この後も長い間ずーーッとこんな感じなんですよ。
■ロシア
前述にもありましたが、ロシアに神の救いがもたらされて御上品になるのは一番最後なのですよ。気の毒ですけどね。