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医学断片集(二十八) 効果の言葉

医師はよくこの薬なら、この療法なら効果があると曰われるが、この言葉はどうも一時的苦痛緩和の意味でしかない感じがする。ではどういうのが本当かというと、ズバリ一言この療法なら必ず治るという言葉こそ、力強く響き安心がゆくのである。それが確信ある正...
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スポーツマン早死の理由

今日世間で最も不思議に思っていることはスポーツマンの人達が割合早死である事である。何しろ体育協会の会員であり、体育に就いては常から出来るだけ錬磨しているに拘わらず、右の如くであるとすれば、茲に疑問が生ずるのは当然である。特に結核の多い事も衆...
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風邪引結構

昨今何処も彼処も風邪引流行で、アチラでもゴホン、コチラでもゴホンで、都会も田舎も咳の騒音地獄だ。そうかと思うと例のマスクの氾濫で、人間窒息機械か、緘口具(カンコウグ)のような変なものを掛け始めたのをみると、さぞ窮屈だろうとお察しするが、御...
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医学断片集(二十七) 医師の無責任という言葉

よく御蔭話にもある通り、医師を無責任だといって憤慨する人があるが、これは本当のことを知らないから、そう思うのも無理はないが、事実はこうである。それは医師も良心的に治そうとして一生懸命治療をするのだが、思うように治らないので、冷淡にならざるを...
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一人が百人

本教信者が、一生懸命浄霊や言霊によって一人の信者を作り、ヤレヤレと思うその時は、只手を引いて門内へ入れただけのことで、中々安心は出来ない。どうしても御座敷へ案内して、家の内部の肝腎なところを見せなければ、本当の信者になったとは言えないのであ...
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医学断片集(二十六) 体質

よく医師は体質という事を理由にするが、これは一寸聞くと尤もらしいが、実は一種の遁辞でしかないのである。なる程人間には体質というものもあるにはあるが、病気に対して殆ど関係はない。それは吾々の経験上からも言えるので、実をいうと体質とは、その患者...
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現代医学を嗤う

今回米国におけるストレプトマイシンの発見者として、ノーベル賞まで獲得したワックスマン博士が来朝し、読売新聞社の斡旋で発表講演会が開かれ、専門家竝びに多くの識者から歓迎を受けたのは衆知の通りである。私はその時の説を読売紙上で読んだので、細かい...
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名人の失くなった理由(三)

以上の原因を検討してみると、画家の体力が弱ったことは争えない事実である。それと共に経済関係もあって、大体この二つであろう。先ず前者からかいてみるが、彼の白人は先祖代々肉食人種であるからそれでよいとしても、日本人は異う。何しろ祖先から菜食の方...
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名人の失くなった理由(二)

次に今度は美術界特に画家方面をかいてみよう。この方も近頃は名人と云われる人は殆ど失くなった。ただ僅かに玉堂、大観の両大家が残っている位である。勿論両画伯とても年が年だから、そう長くは期待出来ないから日本画壇の前途を思う時、当分は寂しさが続く...
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栄光191~200号

■栄光百九十一号 昭和二十八年一月十四日 ・名人の失くなった理由(二) ・現代医学を嗤う ・医学断片集(二十六) 体質 ・注意 ■栄光百九十二号 昭和二十八年一月二十一日 ・名人の失くなった理由(三) ・一人が百人 ・医学断片集(二十七) ...