栄光

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病人氾濫の布哇

本教海外宣伝の第一歩として選んだのが、彼の布哇(ハワイ)であって、約二カ月前から樋口、安食の両布教師が、同地を根拠として活躍し始めたのは已に知る通りであるが、最近の別項通信にある如く、予期以上の成果を挙げつつあるのは、洵に慶賀の至りである。...
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栄光211~220号

■栄光二百十一号 昭和二十八年六月三日 ・病人氾濫の布哇 ・この事実を何と見る ■栄光二百十二号 昭和二十八年六月十日 ・幸運者を作る宗教 ■栄光二百十三号 昭和二十八年六月十七日 ・最後の審判とは何か ・信仰の合理性に就いて ・医学の恐ろ...
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日本一米作に就いて

毎年朝日新聞社で、日本一米作の競技をしているのは、大抵の人は知っているであろうが、本年の第一等は六石一斗三升二合で、耕作者は香川県の大川義則という人であるので、本教信者の某氏が、先日態々訪ねてゆき詳しく訊いた処、その人のいうには“化学肥料な...
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信仰の合理性と再浄化

抑々信仰の根本は、合理の二字にある事を忘れてはならない。如何に信仰上尤もらしい説を立てても、道理に合わないとしたら真の信仰とはいえないのである。この意味に於て神様というものは、理屈に合えば何程でも御守護があるが、理屈に合わなければ如何に拝む...
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墳墓の奴隷?

この題を見た人は、随分変った題と思うだろうが、よく読んでみれば、成程と合点がゆく筈である。というのは旧い思想や、黴の生えた文化を後生大事に有難がっていて、捨て切れない人の事を曰ったのである。御承知の如く人間というものはどうも先祖代々守って来...
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裁く勿れ

私はいつも信者にいっている事だが、アノ人は善だとか悪だとか、御邪魔になるとかならないとかいっている人もあるようだが、そういう人がまだ少しでもあるのは充分教えが徹底していない訳である。そうして度々言う通り、人の善悪を云々するのは、徹頭徹尾神様...
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医学断片集(三十一) 逆栄養

栄養といって近頃ビタミンを多く使用するようになったのは、医学の無智とは言い乍ら困ったものである。いつもいう通りビタミンでもどんな栄養剤でも飲めば飲む程、反って体力を弱らすばかりである。というのは体内の機能は、必要な栄養は何でも自ら製造するよ...
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恐るべき漢方薬

吾々が一般の人に薬毒の恐ろしさを話す場合、聞く方の人は薬毒は西洋の薬に限るように思っており、漢方薬は殆んど薬とは思わないくらいであるが、これは大変な誤りである。というのは寧ろ薬毒は漢方薬の方が多い位である。成程薬そのものとしては洋薬よりも弱...
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神技の美術館

現在日本一と言われている箱根美術館について、今迄の経過を茲にかいてみるが、これを読んだらどうしても人間業でない事が会得されるであろう。何故なれば一切が奇蹟から奇蹟相次ぎ、出来上ったものであるからである。特にその速さであって、恐らく世界広しと...
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これから世界はどうなる

これからの世界はどうなるかという事程大きな問題はあるまい。これに就いて私は大体の事をかいてみようと思うが、先ず今回突如として消えてしまった彼の稀世の大物スターリンである。先ずこの事から取上げてみるが、今から約百年前彼のカール・マルクスとエン...