著述編

栄光

地上天国の構想

私は目下造営中の、箱根、熱海に於ける両地上天国に就て、今迄書いた外にまだ色々な事があるからかいてみるが、それはいつもいう通り、地上天国の基礎条件である天然の風景は固より、花咲く樹木や、種々な緑樹、草花等の色彩美もそうだが、巌石、渓流、池等一...
栄光

光が見える

光が見える話は、今迄にもチョイチョイ御蔭話中にも見るが左記の話は光、色、霊衣等色々の種類が見え、而も潜在意識などのない九歳の少年であるから、特に面白いと思うのである。此事は私のかいたものに悉く出ているから、信者は知っているであろうが、其中で...
栄光

病気礼讃の弁

今日よく病気に対する心構えとして、闘病という言葉を使うが、吾々からみれば之程間違った言葉はない。全く病気の根本原因を知らない為とは曰い乍ら、吾々からいえば愛病といいたい位である。つまり病は愛すべきもの、有難いもの、感謝すべきものと思うのが本...
栄光

天国は美の世界

神様の御目標は、真善美完き理想世界を御造りになるのである事は、本教信者はよく知っている処である。としたら其反対である悪魔の方の目標は、言わずと知れた偽悪醜である。今それを解釈してみるが、偽は勿論文字通りであり、悪も説明の要はないが、茲に言い...
栄光

医学の盲点 二つの反対の例

現代医学が如何に誤っているかは、常に吾々の警告を与えている処であるが、言う迄もなくその原因は、学理に囚われすぎて、実際を無視する為である事は、余りに明白である。それに就て反対である二つの報告を読む時、如何に頑固な唯物主義者でも、兜を脱がない...
栄光

之が奇蹟でなくて何であろう

本教の奇蹟の多い事は、宗教史上空前である事は、信者は誰も知っているが、左記二例の奇蹟に至っては、どう考えても大奇蹟である。危険を免れた奇蹟の報告は、馴れっこになる程常に知らされているが、強いて疑えば、偶然という理屈をつけられない事もないが、...
栄光

慢心取り違い

大本教の御筆先には慢心取り違いを一番戒めているが、全く其通りである。だから此言葉を頭に入れて、信仰者をよく観ると、思い当る点が寔に多いのである。それに就てよく斯ういう事がある。浄霊の場合馴れない最初の内は、自分にはそんな人の病気を治すなどの...
栄光

書に就て

いつも独得な観察と、軽快な文章を以て、本紙を賑わしている江川君が今度書と宗教に就てという感想文をかいたのを見て、私もそれに刺戟され思いついたままをかいてみよう。元来、書とは昔からよく言われている通り、其人の人格を筆によって表現するものである...
栄光

一の世界

抑々、現代文明を検討して見る時、その構成は唯物科学が基本であることは言うまでもないが、今それに就て詳しくかいてみよう。それに就て先ず知っておかなければならない事は、大宇宙の構成である。といっても人間に直接関係のない事は省き重要な点だけをかい...
栄光

栄光111~120号

■栄光百十一号 昭和二十六年七月四日 ・一の世界 ・書に就て ・慢心取り違い ・之が奇蹟でなくて何であろう ・医学の盲点 二つの反対の例 ■栄光百十二号 昭和二十六年七月十一日 ・天国は美の世界 ・病気礼讃の弁 ・光が見える ■栄光百十三号...