著述編

栄光

医学の実体

私は常に医学が病気を作り、薬は毒物であるという事を唱えているが、これが真理であるのは、事実が遺憾なく示している。左記の患者はそれをハッキリ現わしているから、ここに戴せたのである。医学迷信より目覚め肺結核をお救い頂く(本文省略)(栄光二百五十...
栄光

疑獄も浄化作用なり

標題の如く今度の汚職問題にしても、病気と同様一種の浄化作用である。信者は知る通り病気の原因は、溜りに溜った薬毒が或程度に達するや、ここに浄化作用が起り、その汚物排泄の苦痛であるから、病気を除くには原因である薬毒を排除し、それと共に新しく入れ...
栄光

一種の悲喜劇

この結核患者の経過を読んでみると、医療の余りに幼稚拙劣なる遠慮なくいえば、全然無力といっても差支えあるまい。この人は浄霊三カ月にして快癒し、医師の診断を受けた処、唖然として言葉も出ない程であったとの事で、標題の如く悲喜劇としたのである。故に...
栄光

再び汚職の母体

この題の下に前号に色々かいたが、まだ言い足りない点があるので、再びかいてみようと思うのである。というのは目下ジャーナリストがこの問題に対する批判として、各新聞に出ているのを見ると、尤もらしい理屈はかいているが、その実平平凡々、何等新味はなく...
栄光

栄光251~260号

■栄光二百五十一号 昭和二十九年三月十日 ・再び汚職の母体 ・一種の悲喜劇 ■栄光二百五十二号 昭和二十九年三月十七日 ・疑獄も浄化作用なり ・医学の実体 ■栄光二百五十三号 昭和二十九年三月二十四日 ・私は芸術家を優遇する ・真の救い ■...
栄光

汚職の母体

周知の如く昨今次から次へと、芋蔓式に出てくる汚職事件には、誰しもウンザリするであろう。恐らくこんなに汚職問題が一度に重なり合った事は、未だ嘗て例がないように思う。勿論司直の厳正な裁きによって、何れは白黒判明するであろうが、それだけで済まされ...
栄光

病原と薬毒

私は病気は薬毒が原因であるという事は常に唱えているが、左の御蔭話と写真を見ても実によく分る。これは言うまでもなく沢山服んだ種々の薬剤の固りが、浄化作用によって溶け出し充分腫れて穴が穿き出たのであるから、病気そのものが全部排泄された訳であるか...
栄光

科学で証明された昼の世界

私はこの世界は長い間夜であったのが一九三一年六月十五日を契機として、昼の世界に転換するという事を以前かいた事があるが、本月八日の東京日日新聞紙上に、左の如き外国の学者の研究論文が出ており、それが右の私の説と符節を合わした如き気候の変化である...
栄光

再びジャーナリストの考慮を望む

これは一般宗教には当嵌らないかも知れないが、少くとも本教としては言わざるを得ないのである。それは何かというと、学者やジャーナリストの宗教に対する見方であって、必ずといいたい程科学の目を以て批判する事である。処がよく考えてみると、これ程不合理...
栄光

結核新薬は悉く無力なり

今日種々な結核新薬が出来、進歩として医学は誇っているが、それは大変な誤りである事は、左の患者の告白によるも明らかである。勿論薬なるものは悉く一時的効果で、根治は出来ないのである。それが為患者個人は多額の治療費を費すと共に、国家は薬剤製造に巨...