著述編

光新聞

光新聞21~30号

■光新聞二十一号 昭和二十四年八月六日 ・内臓の三位一体と浄霊 ・菊五郎丈の死 ・明るい村と暗い村 ・廃法府と立法府 ■光新聞二十二号 昭和二十四年八月十三日 ・大三災と小三災 ・人間は物質か ・無肥料栽培の非難 ・「読売」の反省を求む 事...
光新聞

氏神に就て

氏神とはその土地へ初めて開拓に来た者が漸次子孫繁栄し、数代の後には一村又は一部落が形成さるる事になった。そこで何か神様を祀りたいという事になって、その宗家の祖先を祀った-それが氏神である。然るに部落が漸次大を成すに及んで産土神を奉斎すべき必...
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私は切望する

私は今、私が行ってゐる仕事の全貌を知って貰いたいのである。恐らく知ったからには私を非難したり攻撃したりする事は決して出来ない筈である。もし全貌を知って尚疑惑の解けない人がありとすればそれは精神病者か強請のイヤがらせ手段以外絶対ないであらう、...
光新聞

ユスリ物語

由来、宗教団体に対し強請の多い事は予て聞いて居た処ではあるが、本教が税問題で社会に喧伝されるや、何処からともなく金貰ひ強請等が続々来た事は実に驚くべきものがあった。何しろ某大新聞などには本教の資産二、三十億と出ていたので之を狙って有象無象や...
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稲荷の意味

日本の各地に祀られてゐる社に稲荷位多いものはあるまい。従而、稲荷の由来を知りおく事も無駄ではあるまい。太初の時代、人口が漸次増加するに従ひ、主食の増量が必要となったので、天照大御神は五穀生産の担任者として豊受明神に命じ給ひ、全国的に稲種を頒...
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宗教の合理性

宗教を批判するに当って、正しいか正しくないかを判別する基準として一番簡単な見方は合理性か非合理性かによるのが間違ひない。此点神憑り宗教は危険性がある。といって、神憑りはみんないけないといふのではない。今日ある大宗教の開祖などに神憑りの多いの...
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本教と著名人

本教信者には、社会各層の著名人は数多くあるが、それを利用する事を好まない。何となれば著名人の名を利用するといふ事は、その宗教の力が弱いからで、宗教自体に力があれば、そのやうな必要はないからである。 (光新聞十九号 昭和二十四年七月二十三日)
光新聞

新時代の宗教

宗教にも他の文化と等しく、新旧のあるのはやむを得ないのである。新時代には宗教もそれに適合するものが発展するのは当然である。キリスト教は別だが今日古い宗教がともすれば時代の波にさらわれようとするのをそうされまいと足掻いてゐる事実を吾等は少から...
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恋愛と宗教

恋愛についてよく質問されるが、私は左のように答える。恋愛そのものは神が人間に与え給うた恩恵の最大なものである。又恋愛の終局は結婚であるといはれるが、之が本当である。故に恋愛には叡智と、自省を要する。世間に多くある、無軌道的恋愛の如きは邪道で...
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悪人を見別ける法

私は長い間、随分いろんな人に接近したが、先づ世渡りの必要上悪人か善人かを見別ける事が一番肝腎だと思った。而も近来は強請が非常に多く来るので特にそう思ふ。処が此強請連中にもそれぞれ特徴があるから面白い、それをかいてみよう。第一彼等は非常に口が...