著述編

光新聞

新聞は何故宗教を愚弄するか

吾等の常に不可解と思ふ事は、日本の大新聞と雖も、新宗教を扱ふ場合、決して真面目な態度で記事をかかない。必ずといひたい程愚弄的筆致を揮ふ。彼等は新宗教とさえいえば、軽蔑視する傾向がある。処が既成宗教に対しては些かもそういう態度は見出せない。と...
光新聞

新宗教と新聞記事

本教が近来、善悪共に社会各層の話題に上ってゐる事は大抵の人は知ってゐるであらう。それに就て日本全国の新聞に本教の記事が殆んど見ない日はないといってもいい。そんな訳で時々大中小の新聞記者が面会を求め話を聞きたいといってくる。最初の中は私も経験...
光新聞

真の強者

今日口を開けば社会悪を言って歎くが、全く到る処悪人が多過ぎるからである。吾々の径路を振返ってみると悪人との闘争史であるといってもいい程常に悪人からイジめられている。処が悪人の心理をよく解剖してみると、決して無意識にやるのではない、承知の上で...
光新聞

一千万円の渦紋 どちらが正しいか 朝日が読売の報道を覆す

十月十七日付「朝日新聞」社会面トップに掲載された「戦後派宗教」と題する記事中、本教に関する事項が報ぜられていた。即ち「新興宗教の財力はいづれも巨大だが、その筆頭はなんといっても熱海に本拠をもつ観音教で終戦直後誕生当時はわづか数百の信者を有す...
光新聞

新聞の独断はファッショ 新聞のデマに就て

茲に世人の気のつかない事をかくが、それは新聞の捏造記事によって本教が如何に被害を蒙るかである。それは昨秋本教脱税問題の際、朝日紙が本教の資産二三拾億という途轍もない数字をかいた。何しろ大新聞としての社会的信用から何人も相当の信を置くのである...
光新聞

意気地のない宗教

自分で信者を作る事が出来ないのを知って他教の信者を横取りして、袋の中へ入れたと思うとじきに脱出して元の信仰へ還って了う。そこで考えたのが、元の宗教があるから逃げ込むのだ。それをなくして了へば行き所がないから自分の方へくっついて離れまいという...
光新聞

読売紙の挑戦に応う

最近何が為であるか、読売紙は地方版も合せて荐りに本教に向って挑戦してくる、それ程読売紙の如き大新聞が本教に関心を払い、目標としている事は内容の如何に拘はらず兎に角本教としては名誉の至りである。昔から「出る釘は打たれる」「大木になると風当りが...
光新聞

新聞恐怖時代

吾々は人類救済の聖業に日夜奮励努力しつつあり、死に直面したものを蘇えらせ、絶望者に光明を与え、不幸に沈淪するものを歓喜の境地に転換させる等々、各地からの感謝に溢れた報告は無数に集り、此地獄的世相の明朗化に少なからず役立ちつつある事実は本教の...
光新聞

恐しき新聞の自由

此標題を見る人は精神病的と思うかもしれないが、吾等にとってはそう言うより外に言いようがないのである。というのは人も知る如く最近の読売紙に掲載された、本教に対する愚弄、侮蔑、非難に満ちた毒舌的記事で、民主治下大新聞といわるるものの行為とは受け...
光新聞

本教団の誤解をとく 世間でみるほど財政は楽でない

斯文は、一般人を対象としたものではない。或種の人間、早く言えば間違った人達の誤解をときたいのである。それは本教が多額の金を蔵してゐるという事である。尤も抑々の原因は昨秋本教の脱税問題発生当時各新聞が筆を揃えて、本教が非常な財力があるように書...