暴露の暴露

霊感によれば読売紙は観音教団をどうしてもぶっ潰すのだという。それが為、熱海支社に命じ、本教に関する如何に些末な事でも出来るだけ報告せよという事である。

又、病人を探して、本教によって被害や死亡したというような記事になる材料を何とかしてみつけろという命令をしたとは実に御念の入った話である。

次に、本教を告訴すべき材料を何とかして見付け出せともいっているそうで、ここまでくるともはや脱線である。

要するに、現代に於ける釈迦に提婆、キリストにサタンという、神と悪魔の戦と思えば納得がゆくであろう。

(光新聞四十二号 昭和二十四年十二月三十一日)