医学革命の書

医学革命の書

医学の無力と浄霊の偉力

此患者は極度の神経衰弱症状の為、十数年に渉ってありと凡ゆる医療を受けたに拘はらず、悪くなっても快くはならず、病気の数も益々増え、どうにもならなくなった結果、病院と話合ひの上退院したのであるから、患者も医師も医療に愛想をつかした訳で、此点大い...
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嗚呼医学の犠牲者

此患者の経過を読むにつれて、医学の恐ろしさが熟々思はれると共に、一種の憤激さへ湧くのである。最初の病症は小さな腫物が股へ出来たので、之なども放っておけば、段々腫れて自然に穴が穿き排膿し治るべきもので、大抵の場合腫物は次々出来るものであって、...
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野蛮なる医学

私は此患者の経過を読めば読む程、現代医療の余りに野蛮的なのに驚き、読み終って慄然とするのである。とはいうものの医師が悪いというのではない。医師と雖も長年かかって習い覚へた医学と豊富の経験によって、之が最善の療法と思い治そうとするのであるから...
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嗚呼此悲劇

此婦人の偽らざる告白を読む時、誰か胸の迫るのを覚へない人はあるまい。何しろ四十才になるまで、全然人間扱ひをされないばかりか、漸く結婚が出来たと喜んだのも束の間、間もなく追放されたといふので、それやこれやの悲劇の持主となり、長い間暗黒生活を続...
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幼稚なる医学

私は以前から現代医学は子供騙し程度だとよく言ってゐるが、信者以外の人には馬の耳に念仏であろう。左の御蔭話は長い間の医療から受けた経験を、患者自信が痛烈に批判したものであるから面白い。此様な飛んでもない医学を、素晴しいものと信じてゐるのは、全...
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偉大なる哉我浄霊

私は御蔭話を読む度毎に、いつも目頭の熱くなるのを禁じ得ないのである。それは長い間の地獄のドン底から極楽世界へ一足飛びに救はれた、その歓喜の気持が分るからで、それは多くの患者の最初からの経路をみると、大した病気でもなかったのを、病院や医師にか...
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無神論者よ

本教の救いの方法は、理屈は第二、第三で、奇蹟といふ事実を以て第一としてゐる。此様な素晴しい宗教は昔からあるまいと思う。そうして私がいつもいふ事は、一切は神様がなさるので、人間が行るのではないから、それが心から分らなければならないとしてゐる。...
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動脈瘤なんか何でもない

此病気は余り多くはないが、人の恐れる病気の一つである。特に医師は非常に恐れ、絶望的宣告を与へるが、吾々の方では洵に治りいい病気である。之は動脈の近接部に毒素が溜って固まり、結核を圧迫するのが原因で、医療ではその固結を除るのに、手術より方法が...
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浄霊で死者蘇へる

浄霊医術は唯物医学の及びもつかない程卓越せるものであるのは言うまでもないが、此婦人の如きは一旦脈も止まり、呼吸も停ったにも拘はらず、浄霊によって蘇へり、健康を取戻したのであるから大奇蹟である。之一つでもノーベル賞の価値は充分あると思うが、之...
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此奇蹟

此患者は腸の癒着といふ、吾々からみれば至極簡単な病気で、浄霊二、三回なら全治すべきものを、大病院で手術五回、三年以上治療を続けても治らない結果、医師に見放された重症であり乍ら、近所に住む信仰まだ浅き六十才の老婆が、二、三回の浄霊で治したので...