偉大なる哉我浄霊

 私は御蔭話を読む度毎に、いつも目頭の熱くなるのを禁じ得ないのである。それは長い間の地獄のドン底から極楽世界へ一足飛びに救はれた、その歓喜の気持が分るからで、それは多くの患者の最初からの経路をみると、大した病気でもなかったのを、病院や医師にかかり乍ら段々悪化し、堪へられぬ激しい苦痛に追ひ込められ、三回までも自殺未遂に終ったといふのであるから、全く悲惨そのものである。此原因こそ間違った医学の為である事は歴然としてゐる。之等によって熟々思はれる事は、之程大きな罪悪を犯しつつある医療を、仁術と思って骨を折ってゐる医師諸君の気の毒さである。


 処が天なる哉、果然神の救ひは現はれた、即ち本教の出現である。何も知らずに地獄世界を造ってゐる医師諸君に、此真相を知らせる事である。之が本当に分ったなら、第一君等も共に救はれる訳である。


二十年間の神経痛と全身麻痺三日目に蘇える大奇蹟

(本文省略)

(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)