医学革命の書

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薬毒(一)

茲で薬毒に就いて、一層詳しく説いてみるが、曩にかいた如く薬は悉く毒であって、毒で浄化を停止する。それが種々の病原となる事は大体分ったであらうが、薬にも漢薬と洋薬との二種あり、どちらも特質があるから、一応は知っておく必要がある。勿論効果に於て...
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主なる病気(二) 眼、耳、鼻、口

眼病も甚だ多いものであるが、大抵の眼病は放っておいても治るものを、薬を入れるから治らなくなるのである。というのは眼の薬程毒素を固めるものはないからで、盲目なども殆んどそうであって、一生涯不治とされるのも薬の為で、全く恐るべきものである。特に...
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主なる病気(一) 脳疾患

之から主なる病気に就いてかいてみるが、近頃よく云はれるのは、若い者は肺病、年取った者は脳溢血と相場が決ってゐるやうだが、全くその通りであって、結核の方はかいたから、今度は脳溢血に就いて詳しくかいてみよう。抑々此病気は男女共壮年から老年にかけ...
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胃病と心臓病

前項に於て結核は詳しくかいたから、今度は胃病と心臓病に就いてかいてみよう。それは凡そ人体中最重要機関としては此三つであるからで、此三つの基本的活動によって、人間の凡ゆる機能は活発に運動し、健康は持続されるのである。昔から人間を小宇宙と曰はれ...
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結核の病原

今最も日本で難問題とされてゐる結核に就て、徹底的に説明してみるが、結核は大体感冒から始まるとしてゐるが之は誤りで、実は斯ういう理由によるのである。既記の如く感冒に罹るや、液体毒素即ち痰が一旦肺臓内に停滞する場合、医療は之を凡ゆる手段を以て排...
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浄霊の原理

今日世界広しと雖も、真に病を治す方法としては、我浄霊を措いて他には絶対ない事は断言するのである。そこで此原理を説くに当って、前以て知らねばならない事は、一体人体なるものの構成である。之に対し科学は唯物的にしか判ってゐないから、それを基本とし...
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浄霊治病

病気は体的症状であり、その本原は霊にある以上、霊を治さなければ病気は治らないのは、前項までに大体説いたが、之に就いて尚詳しくかいてみよう。それは先づ、霊と体との根本であるが、人間なるものは既に述べた如く、霊体は結合一致していると共に、万物の...
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Xの説明

前項によって治病上最も重要なのは、今日迄地球上になかったXなるものであるが、では何故私を通じて発揮される事になったかという理由をかいてみるが、前項にかいた如く神は人類不幸の原因である病なるものを絶滅するに就ての必要な条件としては、病理の開明...
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手術に就て

近来医学に於ては、手術の進歩を大いに誇称してゐるが、実は之程間違った話はない。寧ろ其反対で手術の進歩とは、医術の不進歩を表白する事は私は常に唱へている。従って真の医術とは、患部の機能は其儘にしてをいて、只病気だけを除って了ふ事で、之が真の医...
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現代文化とは

之迄説いた事によって略々分ったであらうが、要するに医学誤謬の根本は、自然を無視した処にある。といふのは病気といふものは、曩にかいた如く体内機能の邪魔物である毒素を、病気といふ形によって排除する自然作用であって、そのやうに神が造られたものであ...