未発表御論文 時代と宗教 私は宗教なるものも時代と密接な関係のある事を知るのである。彼のマルチン・ルーテルが宗教改革を行った理由として、当時のキリスト教があまりにも形式に流れ、封建的色彩が濃厚であった事にもその原因があるであらふ。私は今日の凡有る宗教を検討する時、そ... 2020.10.10 未発表御論文
未発表御論文 ※恐怖時代 前項に述べた如く、世界が夜から昼に転換する結果として、人類に対し如何なる変化が起るかといふ事である。それは現界の昼夜と等しく「暗黒は全く消滅し、明々白々たる世界となるのである」-といふ事は、霊界に於ける火素の大増量である。それは人間霊体に対... 2020.10.10 未発表御論文
未発表御論文 資本主義と共産主義 抑々、資本主義の発生は何に因るものであらうかといふ事から検討してみよう。即ち資本主義の根本観念は、限りなき利己からである。ただ儲かりさえすればいい、従業員や労働者の幸福などはあまり考えない。唯だ生活出来るだけの報酬さえ与えればいいといふ、洵... 2020.10.10 未発表御論文
未発表御論文 ヒトミを入れる 私は前項の如く、世界画に就て概略述べてみたが、今度は彫像に例えて説いてみようと思ふのである。それは長い年月を費して出来上った現在の文化を深く検討する時、そこに何等統一がないのである。見よ凡ての国家も凡ゆる思想も、千差万別でその目標とする処は... 2020.10.10 未発表御論文
未発表御論文 無題 吾々は軍閥フワッショの桎梏から解放され、ヤレヤレと思ふ間もなく、今度は形を変へたフワッショが今将に擡頭せんとしてゐる。而も言論機関の殆んどがそれを支持してゐる点に、頗る重大性がある。丁度軍閥時代自由主義が影を潜め、軍国主義謳歌と同様の状勢で... 2020.10.10 未発表御論文
未発表御論文 信仰批判を批判する 偶々新年号の某雑誌をみると、左の如きインチキ宗教を巡る座談会なる記事が出てゐた。其顔触れをとみれば、医博金子準二、仝式場隆三郎、明大教授小熊虎之助、日本奇術学校長石川雅章の四氏である。読んでみると、彼の有名な璽光尊と、最近社会を賑はしてる踊... 2020.10.10 未発表御論文
未発表御論文 放送に対する抗議文 去る一月二十五日放送“私達の言葉”中、「迷信邪教に就て」と題する本教団を対象とした言説は、余りに荒唐無稽と虚構にみち、放送の如き全国的に影響する機関である以上、本教団の信用を傷つける事甚大にして到底黙視するに忍びず、断然当局の責任を問ふもの... 2020.10.10 未発表御論文
未発表御論文 疥癬について 本教団に疥癬が盛んといふ批評があるが、之は色眼鏡で見るからである。大体、疥癬病は経験上地域的に流行するもので、之は医家もよく知ってゐる筈である。故に、その流行の地域にある本教の支部へは、自然、多数の患者が浄霊に来る訳である。それは、浄霊によ... 2020.10.09 未発表御論文
未発表御論文 迷信邪教について 世間、迷信邪教といふが、迷信邪教の一番はキリスト教である。キリスト在世時代を考へればよく判る。当時、迷信邪教と誤解されて、十字架にまでかゝられた事実が物語ってゐる。それが時の経過によって、迷信邪教の汚名は消え、今日の如く立派なものとなったの... 2020.10.09 未発表御論文
未発表御論文 言霊の偉力 よく病気の苦痛は勿論、諸々の苦痛に対して、祝詞または善言讃詞によって、偉効を奏することがある。これに就いて不思議に思うのであるが、これは立派な理由があるから書いてみよう。これこそ言霊の偉力であって、それは霊界に於ては、大言霊界、即ち七十五声... 2020.10.09 未発表御論文