之は誰も知る通り、医師は結核患者の空洞を非常に恐れてゐるが、私からみればナンセンス以外の何物でもない。左の患者は二つの空洞を認められ、手術を勧められたが、病室満員の為グズグズしてゐる間に浄霊の話を聞き、退院を許可されたので、早速浄霊を受けた処、六十日を経てからレントゲン写真を撮ったが、空洞は全然消滅全治の烙印を捺されたのである。
此事実にみても、医学の方はメスによって痛苦や不具は勿論、多額の費用を要し乍ら、結果は殆んどは治らないのであるから、浄霊との優劣さは比べものにはならない事がよく分る。而もそれを進歩と誇ってゐるのであるから、全く悲喜劇である。それというのも浄霊の如き素晴しい医術の生まれた事を知らないからである。
両肺の空洞六十日で消える
(本文省略)
(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)