未発表御論文 不思議な団体 我観音会下付の観世音菩薩の御神体を奉斎して会員となり、月に一回乃至三回本部の祭典又は講話会に出席をなし、半ケ年か一ケ年を経過するに於て、一家より病魔が退散するといふのは、実に不思議な事である。一家に病気が無い以上、自然物質は裕かにならざるを... 2020.10.11 未発表御論文
未発表御論文 西洋医学の大革命 盲腸炎は切らずに治る 西洋医学は、凡ゆる方法を竭し、解剖分析実験等に由て、全世界の専門家が知能を傾けてゐるに不拘、予期の治病能力を挙げ得られないといふ事実は何が故であらうか。今仮りに、人体の皮下一センチメートルに膿の固結ありとする。それを針を用ひずメスも用ひずし... 2020.10.11 未発表御論文
未発表御論文 人間の造り主 人間の造り主は一体誰であるか。之は考ふる迄もなく人間であって、其人の両親である。成程、人間の祖先を造り給ふたのは神様であるが、其後は人間が人間を造りつつ今日に及んだ訳である。故に、人間の五体の中には、此貴重なる人間の生命と肉体を造り出し得る... 2020.10.11 未発表御論文
未発表御論文 観音百幅会規定 岡田自観先生が丹精になる観世音菩薩画像が、一般画家のそれと異り、其高き気品と優雅端麗なる妙筆は、実に当代類を見ざる所として多数の翹望(ギョウボウ)ありしが、遺憾にも今日まで諸彦(ショゲン)の御期待に添ふ能はざりしは、全く先生が寸暇無か... 2020.10.11 未発表御論文
未発表御論文 治療解除歎願書 謹而、歎願仕候。拙者儀、永年療術行為営業罷在候者ニ有之候処、昨昭和拾壱年七月弐拾八日療術行為禁止ノ御指令ヲ受ケ、爾来今日迄只管謹慎ノ日ヲ送リ申居候。然乍ラ静ニ自己ヲ省ミ候時、全ク軽挙妄動ノ点多々アリシ事ヲ相識リ、深ク衷心ヨリ悔悟仕リ、洵ニ天... 2020.10.11 未発表御論文
未発表御論文 大日本健康協会発会式御講話 種々の運動の方法など、今後も出来るであらうが、之は私がやるんでない、観音様がやる。たゞ一つの道具に使はれるやうなものである。去年あたりは夢にも思はなかった。然し時期が来ると、どうしても造らねばならぬ事となった。だから発展するに極ってる。大体... 2020.10.11 未発表御論文
未発表御論文 自然死と不自然死 抑々、人間の死とは如何なるものであるか。之は説明する迄もなく生の断絶である。生の断絶とは、其肉体が生存し得なくなる為で、恰度、樹木の枯死と同様な意味である。死の原因として種々あるが、大体二つに分ける事が出来る。一は自然死であり、一は不自然死... 2020.10.11 未発表御論文
未発表御論文 世界的宗教は治病宗教なり 宗教に由る治病は不可であり、異端であるといふ論を多く聞くが、之程不思議な事は無いであらふ。そうして、一方には反対に斯ういふのである。病気治療は医療ばかりではいけない、本来病気とは気を病むのであるから、精神が肝腎である。病気によっては精神から... 2020.10.11 未発表御論文
未発表御論文 一家心中と医療 近頃、流行といふ言葉はちと変ではあるが、一家心中といふ悲惨事が非常に多い事である。昔から心中と言へば、男女の恋愛が動機であったのが、一家心中のそれは生活苦であるといふ事は考えざるを得ない事である。一家心中をしなければならないといふ事は、生活... 2020.10.11 未発表御論文
未発表御論文 医術なるものは一つもない 医術とは如何なるものでありや、と言へば、云ふ迄もなく病を治す術でしかない事は明かである。然るに現在はどうであらふ。真に病を治す術はどこにも見当らないではないか。然し言ふであらふ。世間到る処に医師は固よりあらゆる療病者があるではないかと。勿論... 2020.10.11 未発表御論文