御神書

光明世界

観音運動とは何か

一、観音運動に、二大目標あり、一は、宗教の是正と、一は、医学の革正なり。一、観音運動は、人間の完成を目的とす、人間の完成とは、健全なる精神と、健康な る肉体保持者を造るに在り。一、真の宗教は、人間の精神を健全に、真の医術は、人間の肉体を健康...
光明世界

阿呆文学 貧乏製造宗

宗教と名の付くものは八宗や、九宗どころの数(カズ)じゃない。一寸指折り数えただけで、南無阿弥陀仏や蓮華経、だけで五十と六派あり。高天原が十三派、アーメンでさへ幾派あり。此外もぐりや名の知れぬ出来星宗教数えたら、幾何百かは判らない、それやこ...
光明世界

箴言 畏怖するなかれ

世には、現在信仰しつつある、宗教に飽き足らざるも、尚、離るる能はざるものあり。そは、其神罰を恐るるが故なり。哀れむべき哉、世の大衆よ、その宗教に欠点あり、信ずるに、足らざれば、断乎、速かに転向すべし。決して罰は、当らざるなり。何となれば、欠...
光明世界

金龍物語 (口絵霊写真の解説)

此霊写真にある龍体は余の守護神であって、特に神秘な謂れがあるから、詳説しやうと思ふ。時は、昭和四年四月二十一日、春波穏かに、夢の如く、霞立罩(タチコ)めたる、近江の国琵琶湖の湖上、須叟(シュユ)にして、時ならぬ一陣の突風、吹くよと見る間に、...
光明世界

阿呆文学 東西愈々入れ替り

今度此度、此阿呆、ありとあらゆる日本に、在る宗教を検(シラ)べたら、コラ又吃驚仰天じゃ、大なり小なり宗教と、名の付くものはどれもこれも、西で生れたものばかり、基督教や仏教や、回々教や道学教、まった近くはお互が、産湯(ウブユ)を使った日本で...
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箴言

世には、他の宗教に触るる事を、頗る懼(オソ)るる宗教あり。こは、必ず弱点あればなり。何となれば、若し他に優れたる宗教ありたる時、それに転向さるる患(ウレ)ひあるが故なるべし。わが観音会員は、他の宗教に触れ、又は研究する事を、最も喜ぶものなり...
光明世界

日本医学の建設(三) 脳溢血及び脳充血

此病気は、近年益々増加の傾向があって、高血圧の人などは、非常に恐怖を抱いて居るが、之は少しも驚くに足りない。余の処へ来れば、雑作なく治癒して、絶対脳溢血は起らない事を保證出来るのである。此の病気が何故多くなったかと言ふと、現代日本人は、肉食...
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日本医学の建設(三) 脳疾患

脳病には、大体数種あるが、先づ、脳貧血から説明する。脳貧血とは其名の如く、脳の貧血であって如何なる原因かといふに、元来、人間の血液は、心臓に依って浄化される事は、今日迄の医学上の解釈であるが、実は、心臓ばかりで浄化するのではない、血液自体が...
光明世界

日本医学の建設(二) 一、胃病

一概に胃病と言ふても、その種類としては消化不良、胃痛、胃拡張、胃酸過多、胃下垂、胃潰瘍、胃癌等であり、其原因も種々(イロイロ)であるが、大部分の患者に就て、最初の症状と原因を述べて試(ミ)よふ。先づ初め、胃の外部即ち心窩部(シンカブ)に、...
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純日本医術の建設(一) 一、肺結核

先づ患者の肩胛部及び頸部を指頭にて順次探るべし。其際必ず大小のグリグリを発見すべし。其際左右何れかが多数又は大なるべし。其多大なる方の肺が病に罹りゐるなり。又肩胸の辺りに掌を当つれば、其熱気の度合に依って患部が何れにあるか及軽重を識り得べし...