御神書

栄光

舌に代えて

今回本教宣伝班が山陽地方へ布教旅行に就て、私の原稿が欲しいというのでかいてやったのが、左の論文であって、茲に掲げる事としたのである。私はメシヤ教々主岡田茂吉であります。実は皆さんに直接お話したいのでありますが、そういう訳には参らないので、残...
栄光

医学断片集(二) 闘病という言葉

此言葉程間違ったものはない。之では病気を敵と見ている訳だから、そんな気持が少しでもあると仲々治らないのである。信者はよく知っている筈だが、病気は最高の健康法であり、大いに感謝すると共に、歓迎すべきものであるから、人間は出来るだけ病気に罹るよ...
栄光

神様が発展の調節

之は信者は誰しも思う事であるが、メシヤ教位素晴しい宗教はあるまい。之程進歩した医学でも治らない重難病が、片ッ端から治ってゆき、又色々の有難い奇蹟が続々顕われ、全く一家全部が救われて、天国となるので、今迄之程偉大な宗教は、見た事も聞いた事もな...
栄光

体内の入浴

私は現代医学の誤謬を常にかいているが、何しろ今迄長い間病気は医者と薬という事に決っているのであるから、吾々の言う理屈は成程と分っていても、思い切って実行する事が出来ないのが、大抵な人の想念である。だからそういう人達の為に、出来るだけ分り易く...
栄光

種子に就て

自然栽培の場合、種子の無肥毒が重要であるのは、信者はよく知っているであろうが、中には初めて試作する場合、それにあまり重きを置かない人もあるようだから、大いに注意して貰いたいのである。そこで出来るだけ肥毒のない種子を選ぶ事で、其場合信者の実行...
栄光

奇蹟と宗教

今更言う迄もないが、奇蹟とは有り得べからざる事が有り、常識では量られない理屈にも乗らないものを言うので、只不思議の一語に尽きるのである。では一体奇蹟なるものは、何時頃からあったかというと、記録に遺っているものとしては何と言っても彼のキリスト...
栄光

社会事業と宗教事業

今日世間を見ると、社会事業と宗教事業とを混同している事に気が付かないようである。尤も之には理由があるので、それを今かいてみるが、一例を挙げれば現在キリスト教始め、近頃は日本の既成宗教もそうだが、相当大を成しているものは何れも病院を経営してい...
栄光

神霊医学断片集(一) 浄霊の急所

浄霊の場合いつも私が注意している通り、急所を外れては、労多くして効少なしという事である。何病気でもそうだが、近来殊に多いのは頭の病気であろう。其原因は首の周り、即ち左右何れかの淋巴腺に固結があり、相当腫れているので、大抵は見ただけでも分るが...
栄光

運命は自由に作れる

人間は昔から好いにつけ悪いにつけ、どうも運命だから仕方がないと、諦めたがる癖があり、運命というものは不可抗力なものと決めているのは、誰も知る通りである。処が私は運命は誰でも、自由自在に変えられるという事を教えようと思う。というのは元来運命は...
栄光

依頼心を去れ

熟々日本の情勢を観ると、現在の日本人位依頼心の強いものはあるまい。此間来朝した彼の米国のダレス国務長官顧問にしろ、帰りがけに注意した言葉の中に、日本は今投資インフレに罹っていると曰われたが、全く其通りで、之を言い換えれば、借金インフレという...