御神書

栄光

油断ならぬ結核の現状

左の記事は去る五月三十日の、朝日紙神奈川版に出ていたのであるが極めて慎重な審査の結果、結核容疑者十三パーセント強というのであるから、余り楽観できない実情である。最近日本における結核患者の死亡率激減したといって喜んでいるが、成程死亡率は減った...
栄光

植物は生きている

私は庭の植木を手入れするのが好きで常に枝を切ったり形を直したりするが、時にはうっかり切り損ったり切りすぎたりする事が間々ある。又木を植える場合、場所の関係もあって、止むなく気に入らない所へ植える事もあり、周囲の関係上、木の裏を表へ出したり、...
栄光

世のインテリ族に物申す

凡そ世の中に命の要らない人は一人もあるまい(自殺者は別だが)。処がこれ程尊い命が救われ、その原因である病気が治ってしまうとしたら、それで問題解決何も残らない筈である。とはいうもののそんなドエライ治病法がこの世の中にある訳がないから、そんな戯...
栄光

病は簡単に治るもの

この人は足掛十年も病んだ結核が、約一週間で治ったので驚いて入信し、それから色々の病人を治す力を与えられたという、恐らくこれ程の奇蹟は到底信じ得られないであろう。この患者の治った経過と、治病力を授けられてからの事実をみれば驚嘆の外はあるまい。...
栄光

颱風の霊的考察

今度の九州の大風水害は、如何に惨憺たるものであったかは、新聞ラジオで詳細報告されたから、茲では略すが、では一体颱風というものの原因は何かという事は、誰も知りたいだろうが、科学では今の処全然分っていないから私はかくのであるが、何しろ科学はいつ...
栄光

正守護神の活動

左のお蔭話を解説してみるとこの第二の奇蹟中にある何物かが肩を押えた為助かったという一節こそ、正守護神の働きである。正守護神は人間と同様の形をしているので、そう感じたのである。処が正守護神は無信仰の人にも、どんな人にも附添っているものであるが...
栄光

観光日本について

私は去る五月二日アメリカから来た日本系の観光団の感想をラジオで聴いたが、その中で異口同音にいう事は、日本は景色は素晴しいが、便所の構造の悪い事、宿屋の便所にタオルのない事、電車などで男性が不親切で、老人や女性に対し席が空いても、男が慌てて腰...
栄光

美術品蒐集の奇蹟

箱根美術館に陳列されている美術品は、相当目のある人なら驚かない者はない。何しろ容易に手に入らないような名品が、斯うも沢山集ったのは、全く不思議と思うより外考えようがない。又私もそうで僅かの間に、然もこれ程の物が割合安くよくも沢山集ったものだ...
栄光

信じられない浄霊の医力

この人は七年間の慢性頭痛が、只の三回で治り、その他の持病も次々快癒したというのであるから到底信じられない程の奇蹟である。恐らく一般人は固より、特に医学に携わる人達は、猶更信じ難いであろう。というのは唯物科学に固った頭脳で、神霊の医力を解し様...
栄光

借金二十年

私は大正八年から昭和十六年に到る二十余年間借金で苦しんだ。否苦しめられたのである。忘れもしない大正八年三十八歳の時、今の妻と結婚の話が纒り、黄道吉日(コウドウキチニチ)を選ぶや間もなく、出し抜けに生まれて初めての執達吏という、いとも気持の...