正守護神の活動

左のお蔭話を解説してみるとこの第二の奇蹟中にある何物かが肩を押えた為助かったという一節こそ、正守護神の働きである。正守護神は人間と同様の形をしているので、そう感じたのである。処が正守護神は無信仰の人にも、どんな人にも附添っているものであるが、普通は力が弱い為思うように救えない。危機に際し敏速な活動や邪霊の迫害等に負けるからである。処が本教信者となるや、正守護神も神様の光に浴す事となるから強化され、咄嗟の場合自由無碍の働きが出来るのである。この理によって神様が直接救うのではない。救いの力を与えられた正守護神が救うのである。

奇蹟、神様に戴いた足

(本文省略)

(栄光二百十八号 昭和二十八年七月二十二日)