新日本医術書

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病気を治す薬は一つも無い

薬では、病気は治らないといふ事は、医家自身も常に痛感してゐる事であらふ。然し、唯、苦痛を緩和する効果はある。要するに、病気を弾圧するか、又は、麻痺に寄って一時苦痛の感受を軽減し得る丈の事である。薬剤とは、それ以外の何物でもないのである。然乍...
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誤れる毒素療法

抑々、浄化力の強弱は、血液の清濁に因る事は前述の通りである。故に、血液が清浄であればある程、浄化力は旺盛であって、之が真の健康体である。此状態の人は罹病はするが、何時も軽微である。それは前に述べた通り、毒素が多量にならない内、早く排除される...
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健康と弱体

病気其ものは、人体の浄化作用であるとすれば、健康であればある程浄化力は旺盛である訳である。言ひ換えれば、健康が病気を発生させるとも言えるのである。 抑々、人体の健康を大別して、四種を挙げてみる。先づ第一種に属する人から説明してみる。人体内に...
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病気を悪化させる医療

現代医療は、病気治癒でなくて病気遅延であり、病勢を悪化さすのであるといふ事は前述の通りである。其点に就て、今一層徹底的に説いてみよふ。人が先づ病気に罹るとする。そこで、医者にかかる。此場合医療は発熱に対しては解熱療法をし、咳嗽は止めやふとし...
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注射

注射は、最近頗る其種類が増加して来てゐる。それ等を私の知り得る範囲に於て述べる事とする。苦痛軽減の目的による注射、例えば胃痙攣、腸痙攣の如きは、一時的痛苦は確かに消滅するのであるが、それは痛苦の原因たる疾患を治癒するに非ずして、痛苦を感受す...
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薬剤の害毒

人病に罹るや、直ちに医師の門に駈け付け、治療を乞ふのであるが、医師は先づ投薬療法をする。此場合、服薬と注射、塗布薬等であるが、之が治療上に於ける誤謬の抑々の根本である。何となれば、再三述べた如く、病気の根本は霊体に発生し、而して後肉体に表は...
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酸素吸入の誤謬

重態の病人に対し、酸素吸入を応用する事が流行してゐるが、之が非常な誤りであって、反って病気には良くないのである。何となれば、人間が二六時中、呼吸して生きてゐる天与の空気は、酸素や窒素、水素等完全に調和密合されたる完全無欠なものである。従而、...
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痛みと熱

痛みは何の為であるか、之も医学では不明である。それは私がいつも言ふが如く、病気排除の自己工作が、神経を刺戟するのであるから、之を放置してをけば、案外速く治癒するのである。然るに、此理を知らないから、氷冷、塗布薬、注射、湿布等を行ふのであるが...
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新日本医術と既存医学の誤謬

抑々、病気とは何ぞやと言へば、人体の浄化作用である。人間の健康は、病気有るが為に保ってゐる、と言っても可いのである。人間が生を営みつつ諸々の行為による罪穢や、食物の毒素、其他近代生活に於る、種痘の為の陰性化天然痘毒素及薬剤中毒等、凡ゆる可避...
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消化機能は一大化学者なり

輓近(バンキン)、営養学は大いに進歩した如に見へ、又世人もそう信じて居るのであるが、実は進歩処か、飛んでもない方向へ脱線してゐる現状であって、国民保健上、寔に痛歎に堪へないのである。それは、営養と最も関係のある消化器能に関しての研究の結果...