著述編

栄光

霊界は在りや

本教信者なら、霊界の有無など問題ではない。有るに決っている位の事は、誰も知っているが、然し乍らヤハリ体験者の話を、一回でも余計聞いた方が、それだけ信じ方が深くなるのは勿論である。殊に信者未信者を問わず、疑いのある人には最もいい参考となると思...
栄光

法律精神と法律技術

現代社会に於ては、法律と刑罰によって犯罪者を取締り、再び繰返えさないようにする事を建前としているが、宗教を全然度外するとしたら、之より外に方法はあるまいから止むを得ないとしても、さらばといってそれだけでは、目的達成は不可能である事も、事実が...
栄光

神仙郷神苑に就て

私が五年前から造営しつつある、箱根強羅の此神苑は、殆んど八分通り出来上ったが、之だけでも日本の各地にある昔からの有名な庭園に比べて遜色がない処か、口巾ったい言い草かも知れないが、格段の異いさであろう。成程夫々特色ある立派な名園も数多くあるに...
栄光

信仰の自由

宗教が異う為に、救われる機会に恵まれ乍ら救われなかったりする例がよくある。というのは宗教によっては、他宗に触れるのを非常に嫌いそれが大きい罪悪のようになっているからである。之は全く其宗教に力のない事を表白している證拠で、言い換えれば信仰の自...
栄光

之も慢心

よく信仰に熱中の余り自分の属している教会の会長始め、役員等の行り方が面白くないとか何とか非難して、それを改革しようと忠告したりしても、それが容れられない場合、非常に気を揉む人も時々あるようだから、之に就いてかいてみよう。右のような考え方は、...
栄光

私の名称に就て

今度本郷弓二氏が、私が信者に対して、時々言う弟子の言葉に就て、色々心理的にかかれたが、之も面白いと思ったので少しかいてみるが、私は現在は光明如来の働きを主にしておるので、釈迦如来、阿彌陀如来と同等の地位として、釈迦如来がよく曰われた十大弟子...
栄光

現代医学進歩の窮極

現代医学が、此儘で進歩したとしたら、結局どうなるであろうかを、想像してかいてみるが、病気は浄化作用であり、医療は浄化停止であるという事が判ったとしたら、之も予想出来ない筈はない。だが之を知らない人が、初めて此文を読んだとしたら、大いに驚愕す...
栄光

栄光121~130号

■栄光百二十一号 昭和二十六年九月十二日 ・現代医学進歩の窮極 ・私の名称に就て ・之も慢心 ・信仰の自由 ■栄光百二十二号 昭和二十六年九月十九日 ・神仙郷神苑に就て ・法律精神と法律技術 ・霊界は在りや ■栄光百二十三号 昭和二十六年九...
栄光

此奇蹟

本教信者の奇蹟の多い事は、恐らく有史以来、例のない事は常に曰われている処であるが、過般京都に於ける、水害の大きかった事は、新聞で報道されているが、左記報告は、実に素晴しい奇蹟中の奇蹟で、之を読んだとしたら、信者以外の人でも、心を揺り動かさな...
栄光

微熱というもの

此微熱というものは、現代人にない人は恐らくあるまい。唯意識しているといないだけの相違であろう。処が此微熱なるものは、案外人体に対して、大きな影響を与えているもので、それを今かいてみよう。先づ頭痛、頭重は固より、精神集中力も乏しく、散漫となり...