著述編

栄光

手術は野蛮?

近来手術が大いに流行し、アメリカの医学者などは、手術を進歩させる事こそ、医学の最高条件とさえ唱えているが、無論日本にも同じように思っている医家もあるであろう。処が之を私からみると、大いに間違っているので、其事をかいてみるが、本来病気とは私が...
栄光

本教に迷信はない

世間一般の人の考え方は、新宗教とさえ言えば迷信と見るようだが、之は実に可笑しい話ではないか、若し其観方が正当とすれば、既成宗教には迷信がないという事になろう。然しよく考えてみると、今日強固な地盤を築いている幾多の既成宗教にしても、其初めは例...
栄光

生命の継ぎ足し

左記報告に就て解説してみるが、人間の寿命は大体決っているものと、昔から言われているが、此人も寿命が来たので、一旦死んで霊界へ往ったが、信仰の御蔭によって天国迄行かれ、天国の状態を見せて貰ったが、本人の信仰と周囲の人達の誠により、神様から一命...
栄光

罪の因は薬

此題を見た誰もは、大いに驚くであらう。罪と薬と関係あるなどとは、テンデ夢にも思えないからである。処が事実大いにあるのだから、不思議も不思議、奇想天外(キソウテンガイ)といってもいい。それを今かいてみるが、私がいつもいう通り薬は毒で、身体へ...
栄光

医学と浄霊

本教が在来の宗教とは、根本的に異う事を常に私は筆でかき、口で解説しているので、信者としても其意味を、絶えず世間へ宣伝しているであろうが、何しろ世の中は広いから一般に知れ渡るのは容易な事ではない。而も智識人に至っては、殊に信じようとしない。彼...
栄光

ビルマ米に就て

ビルマ米に就ての疑問であるが、数年前本教の一農民が試作した処、日本米に比べて約三倍の収穫があったので驚いたのである。処が暫くしてから、新聞紙上に確か越後地方かと憶えているが、全然無収穫という事が出ていた。其後今度は出来る出来ないの両論があっ...
栄光

栄光141~150号

■栄光百四十一号 昭和二十七年一月三十日 ・ビルマ米に就て ■栄光百四十二号 昭和二十七年二月六日 ・医学と浄霊 ・罪の因は薬 ・生命の継ぎ足し ■栄光百四十三号 昭和二十七年二月十三日 ・本教に迷信はない ・手術は野蛮? ・龍神はある? ...
栄光

私の美術修業

今年の夏は、愈々箱根神仙郷の美術館が出来(シュッタイ)する事になるが、之に就ての奇蹟を少しかいてみよう。私はいつもいう通り、若い時分から美術が好きであったが、それは只見て娯しむだけの事で、世間よくある好事家(コウズカ)程度であった。勿論金...
栄光

医学が悲劇を作る

吾々は現代医学の盲点を常に指摘し、警告を与えているが、事実医療による被害者の如何に悲惨なるかは、誰も気付かないのであるから大問題である。左の例などは到底読むに堪えられない程のものである。此感謝報告をかいたのは、シベリヤ帰りの元軍務に携った人...
栄光

速度の芸術とピカソに就て

抑々、東西芸術を比較考察してみると、西洋は動的であり、東洋は静的である事がよく分る。例えば音楽にしろ、西洋は飽くまで動的で速度的であり、聴く者をして勇躍爽快、自からジッとしては居れないようになるが、そこへゆくと東洋の方は、静かに落着いた気持...