著述編

栄光

浄霊は科学療法なり

これは以前からよく信者が新しい患者を扱う場合、浄霊の原理を訊かれるので、簡単に分り易く説明をしたいという希望を聞くので、私はここにかいてみたのである。というのは散々医療を受けても治らない病気が、浄霊を受けるやアッ気ない程速かに治るので、驚く...
栄光

真の大乗宗教

宗教には大乗と小乗とあるのは一般に知られているが、これについて今までの宗教家や宗教学者が説く説は、甚だ曖昧杜撰極まるものであって、真諦に触れているものは殆んどないといってよかろう。従って私は茲に徹底的にかいてみようと思うのである。その前に先...
栄光

無神論に就いて

普通無神論をかく場合、宗教的に論理を進めてゆくのが当り前のようになっているが、私は全然宗教には触れないで、自分自身無神論者の立場に置き、かいてみようと思うのである。それは先ず人間オギャーと生まれるや、早速育つに必要な乳という結構な液体が、し...
栄光

日本の誇り

これは衆知の如く、昔から日本には世界に誇り得る程のものは、遺憾乍ら殆んどなかったといっていい。強いて求めれば人間が造ったものの内、絵画、彫刻の如き美の文化財位なものであろう。言うまでもなく宗教や学問、その他の無形文化財にしても、外国を凌ぐ程...
栄光

年頭の辞

年頭の辞といえば、いつもお定りのような事をかく事になっているので、余り張合がないが、今年は今までと異って大いに張合があるので、書き乍らペンもはずむという訳である。知らるる通り本教も散花結実満三年を閲(ケミ)した今日、大分実も育ったようである...
栄光

栄光241~250号

■栄光二百四十一号 昭和二十九年一月一日 ・年頭の辞 ・日本の誇り ■栄光二百四十二号 昭和二十九年一月六日 ・無神論に就いて ・真の大乗宗教 ■栄光二百四十三号 昭和二十九年一月十三日 ・浄霊は科学療法なり ・宗教と学問 ■栄光二百四十四...
栄光

結核は医学が作る実例

私が唱える、結核は医学が作るという説を左の御蔭話はよく裏書している。初めからの経路を読んでみても、別段自覚症状があった訳ではなく、幾分懸念があっただけなのに気胸療法を始め、種々の方法を施された処漸次悪化し、最初三カ月でいいと言われた医師の言...
栄光

正義感

今更斯んな事を言うのは、余りに当り前すぎるが、実をいうとこの当り前が案外閑却されている今日であるから、書かざるを得ないのである。それは先ず現在世の中の凡ゆる面を観察してみると、誰も彼も正義感などは殆んどないといってもいい程で、何事も利害一点...
栄光

薬が効かなくなった

私は以前から、霊界が明るくなるにつれて浄化力が旺盛となり、段々薬が効かなくなるという事を唱えているが、近頃になってそれが如実に現われて来た事である。言う迄もなく薬の効果は毒素を固めるにあるので、今迄はそれでよかったが、浄化が強くなるにつれて...
栄光

浄霊医術の実験

信者は誰も知る通り、私は先頃アメリカを救うと結核信仰療法との二著書を発行したと共に、数年前から栄光新聞や地上天国の雑誌を以て現代医学の欠陥を指摘し、医学が病気を作るという真相を随分思い切ってかき、信者は固より当局やその他の方面の人にも出来る...