著述編

光新聞

宗教の新店と老舗

つらつら世間を見る時、街の小売商店に二種あり、それは新店と老舗とである。人の知る如く新店は新店で今後大いに発展せんとする気構えから、精気溌剌たるものがあるが、如何せん未だ信用が薄い。といふのは客からみれば商品はどの程度優良であるか、値段も適...
光新聞

治るんだ

本教に対し、本教を傷つけんとして凡ゆる手段を講じ、取締当局に対って投書戦術を極力利用してゐる者がある。又先日の高山市に於る街頭録音の際も、彼等仲間は相当の頭数を集めて非難攻撃の矢を飛ばしてゐた。サクラも大分あったらしい。何故なれば全然捏造的...
光新聞

無信仰と有信仰

此論文を書くに当って断はっておきたい事は、無信仰と有信仰といふ此有信仰とは無論本教を指すのであって、他の宗教や既成宗教をいふのではない。そうして昔の事はイザ知らず、現在の此娑婆世界にあって生活してゐる人間を熟々客観してみるに、キリストの曰っ...
光新聞

再び、発刊に就て

由来宗教新聞といふものはどうもうまくゆかないのが多かった。之は読者層が偏在的でもあり記事がどうも堅過ぎて一般的には興味に乏しいといふ訳でもあるからであらう。之等に鑑みこの光新聞は最も開放的で、興味津々たるうちに不知不識良い感化を受けるよう編...
光新聞

いわゆる迷信邪教 病貧争絶無の理想 日本観音の真髄

迷信邪教という言葉は今日一種の流行的標語となっている。新宗教とさえいえば十把一からげにそう言われてしまう。そうして彼等が鼻高々と言う処は終戦後社会不安の情勢に乗り、人々の藁をも掴みたい心情を利用し無智な民衆を騙してインチキ宗教をデッチ上げ、...
光新聞

本教発展の主因 起死回生の御恵み 岡田自観大先生の霊力

本教団は去る昭和廿二年八月創立宗教法人の認可を得、それから開教の段取りとなったのであって、爾来一年六ヶ月にして信徒数実に十万を越ゆるのであるから、このような異例の発展は恐らく空前の事であらう。最近新聞雑誌にラジオに、善かれ悪しかれ批判の的と...
光新聞

創刊の辞

吾等は今回「光」といふ小新聞を発刊する事となった。いう迄もなく日本観音教団の機関紙としてである。本教団の目的は病貧争絶無の世界である処の地上天国を目標として活動しつつある宗教団体である。飜って思ふに、如何なる宗教と雖もその目標たるや、人類か...
光新聞

光新聞1~10号

■光新聞一号 昭和二十四年三月八日 ・創刊の辞 ・本教発展の主因 起死回生の御恵み 岡田自観大先生の霊力 ・いわゆる迷信邪教 病貧争絶無の理想 日本観音の真髄 ■光新聞二号 昭和二十四年三月二十日 ・再び、発刊に就て ・無信仰と有信仰 ■光...
光新聞

光新聞

・光新聞1~10号 昭和24年3月8日~5月25日 ・光新聞11~20号 昭和24年5月31日~7月30日 ・光新聞21~30号 昭和24年8月6日~10月8日 ・光新聞31~40号 昭和24年10月15日~12月17日 ・光新聞41~47...
地上天国

嘘と幸福

私は約三十年前信仰生活に入ったのであるが、それまでの私は、その考え方がまことに不徹底であった。というのは、悪いことはすべきものではない、善いことをしなければならない、ということはつねに思ってはいるが、さてそれを実行に移そうとなるとどうも勇気...