著述編

法難手記

強請団

此ユスリ団というのは、一、二年前から本教団を狙っており、目的は、巨額の金銭を獲得しようとして、彼の手、此手の策略を用ひて、教団を執拗に揺ぶるのである。噂によると国会議員数人を初め、宗教人、旧右翼系の利者、本教の反対者等々、少くとも十人内外の...
法難手記

発端 大手入れ

はしがき中にもある如く、昭和廿五年五月八日未明、突如として青天の霹靂の如く、本教関係の熱海所在の建物六ケ所、小田原一ケ所、合計七ケ所に対し、一大家宅捜索が行はれた。其際動員された警官、無慮八十名と言ふのであるから、如何に大仕掛であったかが判...
法難手記

はしがき

此記録は昭和廿五年五月八日発生し、同年七月十二日一段落着いた迄の、私の嘗めた体験記録であって、之によって目下起訴中の私の裁判を有利に導こうなどといふ考えは毫末もない。唯早い内に書かないと記憶を失ふ虞(オソ)れがあるから、筆を執った迄である。...
法難手記

法難手記

・はしがき・発端 大手入れ・強請団・取調べの模様 最初の取調べ・記憶の捏造・頭脳の拷問・刑務所行き・カマを掛ける・上申書(井上福夫)・上申書(金久平)・帰宅後・当局に望む・人権蹂躪・刑務所・ナンセンス・結論(昭和二十五年十月三十日)
日本医術講義録

十七、 信仰の治病力

世には、博士に見放されたのが、信仰に依って治ったとか、長年の病気で凡ゆる手を尽しても治らなかったのが、某宗教へ入信して治ったとか謂ふ話は非常に多いのであるが、之に就ても、冷静なる批判を下す必要があるのである。再三述べた如く、現代医学は、病気...
日本医術講義録

十六、 光線療法に就て

近来、医療上、光線療法なるものが盛んになって来たが、之に就て、其真相を述べてみる。光線療法とは読んで字の如く種々の器械又は鉱物の作用に依って放出射光されるのであって、鉱石の方は現在の所、ラヂュウム、エマナチオンのみであるが、器械の方は次々新...
日本医術講義録

十五、 薬剤の逆作用

薬剤は、病気治癒を妨害するものである理は、屡々述べた通りであるが、何故に妨害するかと言ふと、それは逆作用をするからである。逆作用とは、薬剤を用ひる目的と反対の結果になるのである。例えば、胃の悪い人が、消化薬を嚥(ノ)むとする。成程、一時は快...
日本医術講義録

十四、 真の営養学

今日の営養学上、ヴィタミンがどうとか、カロリーが幾許あればいいとか言ふことは、実は、枝葉末節の問題であって、営養の根本は食物の霊気其物にあるのである。然し、此霊気なるものは、試験管では測定出来ないものであるから、如何に研究しても今日の学問の...
日本医術講義録

手術

言ふ迄もない事であるが、手術程悪いものはないのである。然し、医師に言はしむれば、病症に依っては、手術をせねば、万に一つも助からぬといふ患者に施すのであるから、之も亦、止むを得ないとの理由があらふ。然し、私が多年の経験上、手術をしなくてもいい...
日本医術講義録

十三、 灸、電気、鍼、按摩、手術

灸治法は、確かに相当の効果はあるものであるが、それ以上に不可なる理由が在るのである。それは、人間の肉体は、神の最高芸術品であるから、その曲線、皮膚等の美は、飽迄保たす様努めるのが本当であって、愈々その若さを保たすべく、些かも、汚さざる様にな...