著述一覧(未発表)

医学革命の書

迷信医学の恐ろしさ

私が常にいふ如く、医学迷信による被害者の、如何に恐るべきかは、左の患者の例を見ても分る通り、此様な医学の被害者は、今日日本だけでも何万人に上るか分らないであろう。之が医学の進歩としたら、之以上進歩したら人類はどうなるであろうか、考えただけで...
医学革命の書

カリエス此通り治る

世間誰も知る如く、脊髄カリエスといふ病気も多くあるばかりか、之に罹ると洵に始末の悪いものである。何しろ膿が沢山出るし、医療では固めるのを可いとし、ギブスなどで全然動けないやうにして了ひ、生きた屍になって了ふ。此様な療法が如何に誤ってゐるかは...
医学革命の書

キリストの如く

此実例は如何なる場所でも、如何なる突発的病人でも、メシヤ教のメの字も知らない赤の他人の苦しみが、何なく治るのであるから、キリストの奇蹟と何等違ひはあるまい。常に私はキリストを作ってゐるといふのは、決して誤りではない。此事実によってみても、何...
医学革命の書

脳膜炎も訳なく治る

此病気は医学では最も治り難い病気とされてゐるので、世人は非常に恐れてゐる。処が吾々の方では非常に治りいい病気となってゐる。それといふのは、至極簡単に日数も一週間位で治って了ふからであって、医師の手さへ余りかけなければ、治るのは間違ひない。之...
医学革命の書

第二の超奇蹟

第一の超奇蹟は六才の子供で、前記の通りであるが、此患者は年令が五十七才なので、而も経過が余程違ふので、之も素晴しい奇蹟である。そうして、子供の方は六人の医師が説明の際、異口同音に一旦消滅した軟睾は新生する事は、医学上絶対ないと曰はれ、子供の...
医学革命の書

豚でも此通り

私はいつも思ってゐるのは、医学では人間と動物とを別々にしており、一方は獣医といって別の科目になってゐるが、之も滑稽である。何故なれば、生物としては上等と下等だけの違ひで、外は大体同じやうになってゐる。故に人間の病気と動物の病気とは、同一方法...
医学革命の書

嗚呼医学なるもの

私が常に言う如く、病気は医学が作るものである事は、何よりも事実がよく示してゐる。此患者などは生来虚弱の躰であった処へ、死産と同時に手術を受けたから、幾種類もの病気が次々発生した。勿論悉く薬毒の為であって、一つの病気を治そうとして薬を入れるの...
医学革命の書

癲癇と精神病

癲癇と精神病は同一のものであって、つまり癲癇は短時間、精神病は長時間と思えば間違いない。勿論之は霊的原因であるから、医学では勿論手が出ない。医学が何程研究したとて無駄であるから、廃めるべきである。では霊的だから信仰なら治るかといふと、それが...
医学革命の書

歯痛も此通り

医学では歯科の方は別の科目になってゐるが、之は間違ってゐる。何故なれば病原なるものは一つであって、只現はれたる場所によって違ふだけの話である。処が医学はそれに未知の為、症状によって原因も違ふやうに思ひそれぞれ病名が違ふのであるから、全く幼稚...
医学革命の書

結論

今迄説いた処によって、読者は大体の概念は得られたであらう。之を最も大乗的にいへば、今迄の医学は人智から生まれた医学であり、本医学は神智から生まれた医学であるといったらよく判るであらう。即ち前者は病原を固める方法であり、後者は溶かす方法であり...