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御論文体系化計画

無月経

之は十六、七歳を越えても月経が無いといふ症状で、原因としては、子宮へ送流する血管が其附近に溜結せる水膿の為に圧迫され閉塞状になってゐるからでありますから、下腹部の溜結を解溶すれば治るので、軽症は二、三回重症は二、三週間位であります。〔浄霊箇...
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月経過多

之は毒血の多いためでありますから、悪い意味ではないので、自然に放置してをけば、いつしか全治するものでありますが、本療法によって全身的浄化を行へば、より早く治るのであります。〔浄霊箇所〕下腹部、鼠径部、背面腎臓部月経過多(岡田先生療病術講義録...
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子宮脱出

此病気は昔から俗に茄子とも謂はれ、子宮が脱出して膣内に下降するのであります。原因は、出産の為が殆んどで、したがって経産婦に限るのであります。原因は、子宮括約筋の弛緩で、出産が直接原因で、間接原因としては下腹部の水膿溜結であります。 下腹部の...
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尿道疾患

婦人の尿道疾患には二種あって、一つは淋毒が原因であり、二は腎臓又は膀胱疾患が原因となるのであります。一は、尿道そのものの病気でありますが、二は、腎臓の周囲又は輸尿管附近又は膀胱の外部に水膿溜結し、其浄化作用による発熱の為に熱尿となり、それが...
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子宮周囲炎、子宮実質炎

子宮実質炎といふのは、子宮の周囲に毒素溜結し、それに浄化が起って、微熱、軽痛、不快感等で、これも放っておいても治るが、浄霊すれば、短期間で全治するのである。子宮周囲炎は、子宮の周囲に水膿が溜結し、その浄化作用に由る発熱が絶えず下腹部にあるの...
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子宮内膜炎

子宮内膜炎であるが、之は子宮の内壁にカタルが出来る。つまり毒素が下降して、子宮内壁から排除されやうとする湿疹のやうなものであり、今一つは下降毒素が内壁の粘膜を刺戟し、カタルを発させるので、どちらも気長に放っておけば必ず治るのである。処が滑稽...
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子宮外妊娠

此病気は、最初月経が閉止されたり姙娠的症状があるので、最初は姙娠と思ふのであります。稀には其症状の無いものもあります。特徴としては出血が持続するのであって、又、子宮部の痛みも多少ある事があります。本療法によれば三、四回の施術によって簡単に治...
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子宮癌

子宮癌であるが、真症は滅多にないもので、普通医師から子宮癌の診断を受けた者でも、殆んど癌ではなく、子宮外部に溜った濁血の塊りである。そうして医学では更年期以後出血がある場合は、先づ癌の疑ひを起せと言はれるそうだが、私の経験上此説は誤りである...
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卵巣膿腫と卵巣水腫

次に卵巣の病気であるが、之は殆んど卵巣膿腫と卵巣水腫とであって、症状もよく似てゐる。只固い柔かいがあり、人により軽重の差も甚だしい。従って悪性か又は医療の結果によっては頗る膨大となり、臨月よりも大きくなる場合がある。医療では手術によって割合...
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子宮前後屈

よく不姙娠の場合、子宮後屈とか前屈とかいって手術を勧めるが、成程之は子宮の位置が不良となり、子宮口が外れるので、姙娠不能となるのは、医学でいふ通りである。では前後屈の原因は何かといふと、毒素溜結が子宮の前か後からか圧迫する為で、医学は手術に...