光新聞

光新聞

社会悪は環境か否か

昔から「恒産あれば恒心あり」と謂い、人間が物質に不自由しなくなれば言行も良くなるというのである。そうして今日の世相は実に社会悪に満されているが、その原因は物質欠乏のためと解釈している識者の少からずある事である。成程それも一部の真理には違いな...
光新聞

宗教事業と社会事業

社会各方面を観る時、官と民による社会事業は種々あって相当社会の福祉に貢献しつつあり、特に宗教を背景とした社会事業はより効果がある事も勿論である。ただ然し民間の力では届かない処の結核療養所(私設も幾分はあるが)や民政事業の如きは政府の力による...
光新聞

社会悪の根源

今日本の最も悩みである社会悪に就て論じてみよう、その前に為政者や有識者が執ってゐる手段を検討する必要がある。為政者は法規を厳重の上にも厳重にし取締ってゐるが、之等は勿論根本には触れないから、悪人は法規を如何に巧妙に潜るかに専念してゐる。それ...
光新聞

所謂、迷信の解剖 信仰は飽く迄冷静に

ともすれば、本教団に向って迷信の言葉を浴せるが、一体迷信の真の意味は何であるか、これを解剖してみよう。勿論、迷信とは正信の反対である。とすれば迷ひ迷った揚句、正しからざるものを正しいと誤り信ずるといふ事であるが、その正しからざるといふ意味は...
光新聞

現当利益

今日宗教を論ずる宗教学者輩の多くが決っていふ言葉に、現当利益を目的とする信仰は低級信仰であると言ふのである。現当利益など問題にせず、所謂高遠な理論を並べた寧ろ実生活にかけ離れたるもの程権威ある宗教理論のように説かれてゐる事は、吾々から見れば...
光新聞

想像による批判

本教に対し、新聞雑誌が種々の批判的記事を掲げてゐるが、その殆んどは迷信邪教的に扱ってゐるのは読者の知る処である。処が彼等は殆んど調査などは行ってゐない。世間の風聞を本とした想像的産物であるから堪らない。考えてみれば実に無責任な話である。新聞...
光新聞

花による天国化運動

本教の目標である地上天国建設といふその地上天国とは如何なるものであらうか、言ふ迄もなく真善美が完全に行はれる世界である。勿論本教の生命である健康法も無肥料栽培もその具体化であり、又浄霊法は肉体は固より精神的改造でもあるが、それとは別に人心を...
光新聞

愚かなる者よ!汝の名は悪人なり

悪人とは何ぞや。言ふ迄もなく善人の反対であって自己の利益の為他人を犠牲にして平気でゐるばかりか、中には一種の興味の為かとも思える奴さえある。茲で先づ彼等の真理を解剖してみるが、よく悪人は太く短くといふ事を口にするが、悪事千里の譬通り長い期間...
光新聞

宗教からみた産制問題

近来、我国に於て産児制限問題が喧しく唱えられてゐるが、原因としては勿論此四つの小さな島国に人口八千弐百万といふのだから、これはどうしても何とかせざるを得ないといふ事である。処が吾々宗教人として観る時、現代有識者等の考え方が余りにも唯物的で、...
光新聞

宗教と医学

去る三月一日岐阜県高山市に於て「迷信と宗教」の題目の下に街頭録音があった。超えて三日及び五日に名古屋放送局より全国中継を行ったが、此放送の狙ひは勿論本教であった事に間違ひはない、又岐阜愛知及び静岡地方の新聞紙にも頻りに本教団を問題にした記事...