世界救世教、岡田茂吉、御神書、御論文、明主様

世界救世教早わかり

人間

一体、人間というものは、何の為に何の必要あって、誰が此世の中に生れさせたものであろうか、少し物を考える人なら、此事が一番先に、頭に浮んで来なければならない。之が判らなければ、どんなに七難しい理屈を解かれても、額に青筋を立てゝ捲くし立てられて...
世界救世教早わかり

本教の誕生

抑々、本教誕生の理由は、何であるかというと、先づ人類が数千年以前から孜々(シシ)として作り上げた処の、近代文化を検討してみる時、外形的には如何にも進歩発達し、絢爛たる容装は実に幻惑されるばかりである。之を観る現代人が如何に絶讃し謳歌して来た...
世界救世教早わかり

はしがき

此小著は、まだ本教を知らない人の為に、手引としてかいたものであるから之を読んだだけでも、本教の片鱗に触れ、概念だけは得られると思う。何しろ本教は今迄の宗教とは余程異っており、既成宗教観念では一寸判り難いと共に其点に本教の大いなる意味を見出す...
世界救世教奇蹟集

医は果して仁術か

昔から医は仁術と曰われているが、これは医学の根本を知らなかった為、止むを得なかったが、それこそ反対の考え方である。これを分らせたい為吾々は随分骨折っているのであって左の御蔭話を見れば、霊界から霊がいうので間違いではない事がよく分る。これによ...
世界救世教奇蹟集

発疹チフスに就いて

毎年発疹チフスによる当局の予防施設や、国民の不安は尠なからぬものがあるのは、衆知の事実である。ところが幸いにも、左記の体験による報告があったので載せる事にした。これによると、本教浄霊による治癒率は、医療と比較にならぬ程の素晴しい成績であると...
世界救世教奇蹟集

嗚呼この奇蹟

本教は奇蹟の宗教としているが、段々神様の威力が増すにつれて、奇蹟が増えると共に素晴しくなりつつあるのは、信者は常に経験しつつあるであろう。左の御蔭話はよくそれを物語っており、この奇蹟だけでも誰も昔から聞いた事も、見た事も、文献にもない程のも...
世界救世教奇蹟集

医学の迷蒙

左の患者は、初め肋膜炎を煩い、それを療養中脊髄カリエスとなったのであるが、これなどは全く医療で段々重症にしたのである。というのは最初胸部に腫物が出来たのは、肋膜の水が膿化し、腫物になって出ようとしたのであるから、全く自然治癒作用が起ったので...
世界救世教奇蹟集

薬毒は戦争より恐ろしい

薬毒の恐ろしさは常に曰っているが、これを信ずる事は中々困難だとみえて、信者の中にも薬毒による病気の苦痛が分らないで、霊的と思う人がよくあるのは困ったものである。そうして邪霊が憑るのも薬毒の溜結している個所に限るので、薬毒を解消すれば悪霊も憑...
世界救世教奇蹟集

医療ナンセンス

左の御蔭話は、医療を施す程悪化するので、これを止めて浄霊一方にしたところ、忽ち快癒したという実にハッキリした実例である。ところが滑稽なのは、それを内緒にしていたので、医師は医療で治ったものと錯覚してしまい、その時の医療の方法を学界に発表する...
世界救世教奇蹟集

哀れむべき現代人

現代人が病気は医薬で治るものと固く信じて、一生懸命になればなる程益々悪化するに拘らず、これが誤った医療の為などとは夢にも思えず、飽迄医薬に頼るので病気はドンドン悪化し、堪えられない程になっても尚気がつかない有様であるから驚くの外はない。そう...