世界救世教、岡田茂吉、御神書、御論文、明主様

結核信仰療法

医学が結核を作る

標題の如く、結核は医学が作るものであると言ったら、何人も驚倒して了うであろう。事程それ程医学を信じ切っているのが現在の社会である。そうして序文にもある通り、私は二十余年以前結核医学の盲点を発表したが、其当時は言論の自由がない為、思い切ってか...
結核信仰療法

序文

本著は結核医学に対する原子爆弾であり、医学の革命書であり、天国の福音でもある。何となれば現在迄に於ける医学的結核療法は根本的に誤っているからである。というと何人も驚くであろうが、之が現実である以上そう言わざるを得ないのである。そうして本当の...
結核信仰療法

結核信仰療法

・序文 ・医学が結核を作る ・結核は感染しない ・黴菌の発生 ・毒素の解剖 ・天然痘 ・肺炎と肋膜炎 ・結核附随病 ・栄養 ・事実は雄弁なり ・医療誤点の種々相 ・結論 (昭和二十七年十二月一日)
結核の革命的療法

無機から有機へ

前項に述べた如く、病気の本体は霊の曇りであり、此曇りから黴菌は発生するという、其順序を詳しくかいてみるが、初め透明体である人霊に曇りが発生するか、又は濁血の移写によって曇りが出来る訳は、既にかいた通りであるが、然らば曇りから何故病菌が発生す...
結核の革命的療法

霊主体従

前項に説いた如き、無機質界と人間の病気との関係をかいてみるが、即ち無機質界とは吾々のいう霊界である。そうして人間は体と霊との密合一致によって成立っているものであって、言う迄もなく体とは眼に見ゆる物質で誰にも判るが、霊は眼には見えないが、立派...
結核の革命的療法

無機質界

茲で、愈々細菌発生の順序をかくが、抑々細菌という有機物は、現在最も進歩した原子顕微鏡でも、六万倍迄しか見えないとされている。之が現在迄の限度ではあるが、無論極点ではない。としたら何れの日か顕微鏡の発達は、超微生物を捕捉出来るに到るであろう事...
結核の革命的療法

病原としての細菌

近代医学に於ては、病原の殆んどは細菌とされている。従って細菌の伝染を防ぎさえすれば、病に罹らないとする建前になっているが、一体細菌というものは、如何なるものであるか、之が徹底的に究明されなければならない。即ち細菌とは何の理由によって、何処か...
結核の革命的療法

栄養

私は前項迄に、薬剤の恐るべきものである事を、詳説したから最早判ったであろうが、茲に見逃す事の出来ないのは、栄養に関する一大誤謬である。先づ結核の項に動物性蛋白の不可である事を述べたが、之ばかりではない。全般に渉って甚しい錯誤に陥っているのが...
結核の革命的療法

結核と特効薬

結核の薬位、次々と出るものはあるまい。近年になって、セファランチン、ペニシリン、ストレプトマイシン等々随分もてはやされた。恰度何かの流行のようである。此様にそれからそれへと新薬が出るという事は、勿論前に出たものより効き目がより高いからであろ...
結核の革命的療法

自然を尊重せよ

医学では、安静を最も重要とされているが、之は前に述べた如く、大変な間違いである。ではどうするのが一番いいかというと、何よりも自然である。自然とは自分の身体を拘束する事なく無理のないよう気儘にする事である。例えば熱があって大儀な時は、寝ろとい...