御神書

観音講座

宗教の根源と救世主の出現

地上の御経綸については、初め国常立尊が善一方の世界を出現させるべく御経綸遊ばされたが、余り厳格なりし為諸々の神様が非常に煙たがり反対された為に是は失敗し、いよいよ善悪二通りで進む事と今後なるのである。二千六百年以前神武天皇に御神勅ありて日本...
観音講座

昭和十年一月一日

昭和とは日召和となる(平和)。日は天照大神のことであり、召は知食(シロシメス)という字(知召)。和は世界、又は大和である。十は結びである。善と悪とを結べば悪はなくなるのである。善を結んだ中心が則ち伊都能売である。善悪を結んで火水(カミ)とな...
観音講座

大光明世界の建設

主神が何の為に宗教を造られたかと言うと、宗教は彌勒出現迄の世界人類をして、或程度以上の堕落をなさざらしめんが為の必要的限定的の経綸であって、主神は一方悪の活動を許容され、物質文化を開き、一方其の悪に因る弊害を甚しくせざらんが為に諸々の人傑を...
観音講座

主神の御目的と天地経綸の真相

是れから説く事は世界の大秘密である。それを愈々暴露するのであります。今迄は夜の世界であった。それ故諸々の穢い事が匿れて居ったのであるが、観音様が此の世に現れた為に霊的に日が出た事になり、愈々秘していたことが目に見えて来た。其の見えて来た儘を...
観音講座

観音講座

第一講座(昭和十年七月十五日)・主神の御目的と天地経綸の真相・大光明世界の建設・昭和十年一月一日第二講座(昭和十年七月二十五日)・宗教の根源と救世主の出現・道法禮節第三講座(昭和十年八月五日)・観世音菩薩の本体 救世主の出現・大聖主の九大資...
文明の創造

天国篇 ミロクの世の実相

之を先づ国際上から説明してみるが、世界各国の国境は、現在のままではあるが、実質的には撤廃されたと同様になるのである。つまり隣国に対する権力は平等となる以上、侵略などは絶対なくなるというよりも、侵略の必要がなくなるのである。茲で侵略に就て少し...
文明の創造

天国篇

私は科学篇、宗教篇を次々かいて来たが、之から最後の天国篇をかくのである。併し此所論は真の意味に於ける前人未説のものであって、文明世界設計の根幹ともなるものであるから、そのつもりで読んで貰いたいのである。併し初めて之を読む人は、現実と余りに懸...
文明の創造

宗教篇 経と緯

凡そ天地の真理を知る上に於て、経と緯の意味を知る事が最も肝要である。此事は今迄にも幾度となく説いて来たが、尚一層詳しく徹底的にかいてみよう。それに就ては先づ根本的認識である。それは私が常にいふ日は火で、火は経に燃ゆるものであり、月は其反対に...
文明の創造

宗教篇 善悪発生とキリスト教

此標題の意味を説くに当って、予め知っておかねばならない事は、再三言ってゐる如く、仏教の真髄は霊が主であり、キリスト教のそれは体が主である事である。とすれば今之を仮に善と悪とに別けてみると、霊は善に属し体は悪に属するといってもいいが、併し此場...
文明の創造

宗教篇 キリスト教

キリスト教は、キリスト生誕の時から在世中は固より、十字架に懸られる迄の凡ての事は、微に入り細に渉ってかきつくされてゐるので、今改めてかく必要はないから、私としての今迄何人もかかなかった事柄に就てのみかくに止どめておくので、読者は諒せられたい...