「日本医術・浄霊」によって霊の曇りが解消されただけ、汗や痰、下痢等の形で体内毒素が排出されます。その結果として体の調子が浄化以前よりも良好となり、体力が出てきます。一度の浄化によって全ての毒素が排除されるというわけではありませんから、時日を経てまた何らかの形で浄化をいただくということになりますが、その時には以前に比べれば楽な経過を辿るのが普通です。こうしたことを繰り返しながら段々と真の健康へと向かっていくわけです。
ところが、同じ浄化で、以前よりも厳しい経過を辿る場合があります。それを再浄化と言います。その場合には本人自身に原因があり、その人の向上を願っている正守護神が関係しているということを、明主様は次のように語っておられます。「合理性について」と併せて心得ておくべき事柄です。
『神様の方は、信仰にはいらないうちは信じなくても治るわけです。ところが大体分かってきても信じないと、そこにちょっとくい違いがあるのです。────私はこう言うのです。同じ御浄霊をお受けしても、その人が本当に有難いという時と馬鹿にしている時とは自ずとお蔭をいただく程度に差があるというのです。ところが一概にいかないので、何も知らない人は最初は、こんな事で治るものかという事は、それはそれで理屈に合っているのです。それから奇蹟を見せて、なお疑うという事は、人間の方が間違っています。だからそこにおいて結果に違いが出て来ます。だから再浄化というのはやっぱりそういうわけです。一旦治ったのですから、そうすれば絶対だから、これは大したものだと思えばよいのですが、治ってもまだグズグズしているから、そこで正守護神が怒ってしまうのです。そこでもう一度苦しめてやろうという事になるのです。────お光をいただき病気が治りながら、想念が感謝を伴っていないという時に再浄化の可能性が多くなるわけで・・・・・・。そうです。神様の方は寸分違わないので、理屈に合っているのです』
(「求道のしるべ・浄霊」より)