助産婦の告白

 此人は二十年間の助産婦であって、入信後多くの産婦を扱った経験から、浄霊の力の医学よりも断然勝ってゐる事を知ると共に、それが問題となって医師会や助産婦会から抗議が出たので、保健所長に右の事実を詳細説明した処、所長もよく諒解し、その通り大勢に語ったので、皆納得したとの事であるから、事実には抗し得なかった訳である。之程の素晴しい浄霊を知らない世人は、折角神から与へられた姙娠の喜びが、逆に心配の種になるとしたら、何と情ない話ではあるまいか。此様な報告を見る毎に私は胸の迫る思ひがある。


 之によってみても、此著を読んだ当局者も医事関係者も、一刻の猶予なく此霊医学を調査研究されるべきで、之を知って尚躊躇逡巡するとしたら、その人は結果に於て人類反逆行為を黙認する訳であろう。


助産婦の体験

(本文省略)

(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)