今日迄失明者は固より、今や失明せんとする患者でも、浄霊によって殆んどといひたい程簡単に治る。故に失明者は十人が十人浄霊で治るが、中には非常に長くかかる人もある。それは医療を受け手術又は薬毒を多量に注入されたのが原因である。従って吾々の方では、医薬の多い少ないで、治る遅速の見込をつける位である。
此患者なども幸ひ浄霊を知ったからよかったが、そうでないとしたら失明は免れなかった。つまり逆理の医学だからである。此為如何に多くの不幸な人が出来るかを思う時、心の暗くなるのをどうする事も出来ない。何にしても浄霊が一般に行渡り、不幸な盲目者が後を絶つ時を待ち望むのである。
失明寸前を御救い頂いて
(本文省略)
(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)