偉大な浄霊の力は、独り人間のみではない。豚の病気まで治るのだから大したものである。而も動物は人間と異って、身体に触れる事は厄介であるが、浄霊は数間離れても効果は同様であるから、之で治るとしたらどの位助かるか分るまい。としたら農家経済上その利益たるや素晴しいものである。
よく新聞に出てゐる牛や豚の流行病なども、浄霊だけで確実に伝染を喰止められるのだから、一日も早く農民に知らしたいものである。その上鳥類、虫類の末までも同様治るので、之にみても神の大慈悲は無限である。之で思はれる事は獣医という専門医は固より、人間にも内科、外科、眼科、歯科、脳神経科、ヤレ何々科などと科目が別れてゐるが、之なども滑稽である。何故なれば一切の病原は一つであるから、療法も同一でいい訳で、夫々違うと思はれるのは、場所の違ひさによる事を医学はまだ知らないからである。
家畜(豚)の腹より蛔虫続出
(本文省略)
(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)