此娘さんは医診の結果角膜実質炎といはれ、治るには半年位かかり、それも完全に治るかどうか分らないといはれたが、浄霊僅か一ケ月で奇麗に治ったのであるから、驚くべきである。そうして二回目に医師に見せた処、医師は分ったやうな分らないやうな変な態度で、患者の姉さんと色々な問答をしたが、之は参考になると思う。処がその時の医師の言によるも、医師自身が医学迷信に囚はれきってをり、何程説明しても分らない頑迷さには驚いたとの事である。
之にみても医師を分らせるには、仲々容易でない事が分る。之も時期の関係で、何れは病人や死者続出という場面が出て、医療を施せば施す程逆結果となり、茲に初めて医学の盲を覚り、私の説に屈伏せざるを得なくなるのは、太鼓判を捺しても間違いはない。
角膜実質炎僅か一ケ月足らずで快癒
(本文省略)
(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)