此患者は結核の為姙娠四ケ月で流産さしたが、之はよくある例で、医師は流産させないと病気増悪すると心配する為である。之に就て大いに注意したい事は、姙娠は言う迄もなく自然であって、無事に出産出来るに決ってゐる。人体はそう出来てゐるのである。若しそうでないとしたら、決して姙娠するものではない。神様はそんな間抜けな造り方をされる筈はないからである。では医学は何故誤ったかといふと、結核は医療を施す程増悪するから、栄養も不足となり胎児に悪影響を及ぼすのは当然である。
之は私の長い経験によっても明かな如く、姙娠者はそのままにしておいて、今迄に一人の間違った例はないが、尤も浄霊すればそれだけ病気は好転し、健康は増すからでもある。
恐怖の結核より救はれ今の此の喜び
(本文省略)
(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)