浄霊は手術以上

 此患者は最初肺浸潤と診断され、加療中左側腎臓結核が併発した為、腎臓摘出手術をせよと曰はれた処、幸ひ或動機によって浄霊を受ける事となり、それでドシドシ快くなったので、早速診断を受けた処、手術の必要なしと云はれる程に治り、而も肺浸潤までも治って了ったので、現在健康で職務に従事してゐるのである。


 此様に医学は手術によって貴重な内臓を除去する以外方法はないのが現在であるから、全く幼稚なものである。言う迄もなく真の医術とは、内臓を原形のままで病だけを除るのが本当である事を知って貰いたいのである。故に病と共に臓器まで除るとしたら、人間医学ではない、動物医学である。此理によって医学が手術を廃めない限り、私は非医術と断定するのである。


腎臓摘出の寸前に御救ひ戴いて

(本文省略)

(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)