此人は肝臓、黄疸、胃痙攣といふ三つの念入りな病気で、一ケ年半苦しみ通した揚句、只の一回の浄霊で治ったのであるから、恐らくキリストの奇蹟に匹敵するといえよう。故に、若し医療を続けるとしたら、彼の世行は勿論である。それが斯んなに簡単に治るとしたら、全く二十世紀の驚異であろう。世の不思議なしといはれたお釈迦さんの言葉も、本教によって見事取消された訳である。
斯くの如き歴史肇って以来ない奇蹟が、ドシドシ出るに見て、本教のモットーである病貧争絶無の世界実現は、何等疑う処はあるまい。
唯一度の御浄霊に我救われて
(本文省略)
(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)